インタビュー

綾野剛さん

台本を読んだときの感想を教えてください。

とても伝わりやすい言葉が多く、変化球もなければ抽象的でもない… とてもまっすぐで、誰にでも伝わる素敵な言葉がちりばめられている台本だなと思いました。
特に柴田さん演じる鷺坂室長のセリフに素敵なものが多く、自分の役でというよりも俯瞰して台本を読んでいたので素直に共感することができました。

空井大祐という人物について…。

強い人ですよね。そして、ものすごくピュアで、まっすぐ。
夢が夢で終わってしまった現実に直面した人が、同じ自衛隊の世界の広報官に異動になり、虚無感やいろいろなものを抱えていながらも、異動先の広報室で出会いをきっかけに第2の人生を歩もうとする勇気に対して、強い人だなと思いました。

空井に共感する点は…?

“夢は夢でおわる” という感覚は理解できます。僕もそう思っているので。彼は、夢が夢で終わってしまった人。僕は、夢は夢で終わると思っている人。なので、そういった部分で理解することはできます。
小さい頃、航空際でブルーインパルスを見て 「あれに乗りたい」 と思い、20何年間かけて免許もとって、あとはブルーに乗るだけするだけまでに辿り着いたことはすごいことですよね。その直前で夢を断たれてしまうのはとてつもない状況だと思いますし、その状況を理解することはできませんが、感じることはできます。

実際に空井を演じてみて…?

まっすぐとてもピュアだなということはわかりました。
演じるときは、活字で書いてあることに肉付けをしていきます。実際、空井大祐を演じて、生きるにあたって、しっかりとした感情を持っている人、人間くさい人だと思いました。怒るときはものすごく怒るし、泣くときはものすごく泣く。0か100かみたいな。かつピュアなので、いい意味で面倒くさくて良いな、と思いました。

稲葉リカを演じる新垣結衣さんの印象

稲葉リカは、論破するということではないですが、自分の正義をきちんと持っている人。新垣さんを通して、新垣さんの中にあるまっすぐさとか、持っている正義に精通している部分があるのではないかなと思います。目力とか言葉の力とか見せ方だけでなく、何が自分にとっての正義なのか… と、リカがまっすぐむかって伝えるパワーはすごいですよね。芯の強さを感じます。

鷺坂室長を演じる柴田恭兵さんの印象

柴田さんは、とてもチャーミングな方で、あたたかい方。ただそれに尽きます。
撮影現場では 「ああしよう。こうしよう。」 と、とても盛り上げてくださって、「みんなでバリバリバリ… (ヘリが飛ぶマネ) ってやろうよ。(1話で登場するシーン)」 と言ってくださったのも柴田さんからでしたし、本当に理想の上司をやってくださっています。本当に素敵な方です。目線をおろしてくれるというか、決して上からでも下からでもなく、対等なところで向き合ってくださっています。

このドラマのみどころは…?

まずは、航空自衛隊や防衛省の方々が全面協力をしてくださることが、この作品の血と肉となっています。本当に協力がなかったらできなかった作品だと思います。
また、迫力のある本物を見せている中で、フィクションと本物が共存しているところもあり、そういったところはみなさんにも体感していただけるような作品になっているのではないかなと思っています。戦闘機に乗っているシーンも出てきますし。
とにかく、体感してもらえたら幸いです。特別何か伝えたいとか、言いたいとかは基本的にはなく、自分自身が生きていく上で、おおげさですがきっかけになってもらえたらいいですね。そして、ただただ… 感じていただけたら幸いです。


日曜劇場『空飛ぶ広報室』公式Twitter

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