TBS「2011 東レパンパシフィックテニス」

2011年9月23日(金)開幕




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決勝戦! [ 10月1日(土) ]

昨夜のパンパシ準決勝テレビでみていただけましたか?

今日は、いよいよ決勝戦です!
あっという間の一週間でした!!!

この一週間、パンパシの舞台裏で起きた出来事が走馬灯のように思い出されます。

選手たちと一緒に練習し、次の日から3日間激しい筋肉痛に悩まされ、自分に失望したこと。

選手たちが負けた後、悔し涙を流しながらロッカールームに消えていく姿をみて、もらい泣きし、審判員に笑われたこと。

選手たちと食事にいって、グラスの水に大量のタバスコを入れられ、舌から火がでそうになったこと。

・・・思い出せば、いくつもの感動がありました。

「明日からは、有明に来ないんだなぁ」

と考え、独りしんみりとしてしまいます。

プレーヤーズラウンジで談笑していた選手たちが、日々減っていく。

最終日の今日は、6人の選手だけ。

「負ければ、すぐに、次のトーナメントへ移動。」

そんな生活を選手たちは送っています。

私自身もトーナメントを回っているとき、

負けて、すぐ移動!

負けて、すぐ移動!

を繰り返していました。
特に勝つことよりも負けることが多かったので。

同じところに滞在できない、心は穏やかではありません。

重たいバッグをいくつも持って、見知らぬ土地から見知らぬ土地へ移動。

私は、
バッグが重たすぎて、いきなり持ち上げたら肩を壊し、イタリアでの試合を棄権したこともありました。(コーチに怒られました・・・)

一番肝心なラケットバッグを、移動中フランスの電車に置き忘れて、試合が出来なかったこともありました。(コーチに激怒されました・・・)

一見、色んなところにいけて楽しそうなツアー生活ですが・・・

選手たちは、基本的にテニスコートとホテルの移動だけ。
観光にいくことなどほとんどありません。

ジュニア時代からよく知る、パンパシ第3シードアザレンカ選手と話していると、
「日本には、昔から何度もきているけど、一度もホテルの周りとテニスクラブ以外にいったことがないわよ。秋葉原で電化製品が買いたい!」

と言っていました。
もっと日本の魅力を伝えたい!
そう思った私は、
昨日のシングルスが終わった後、

「負けは残念だったね。気持ちを切り替えて、今日は秋葉原へ買い物に行こう!」

と誘ってみると、

「まだ、ダブルスがあるの・・・」

はい。そうでした。すみません・・・。またの機会に是非・・・。

アザレンカの秋葉原への夢は、まだ叶えられていません!

さて!!!

シングルスの決勝戦は、
「アグニエシュカ・ラドワンスカVSベラ・ズボナレワ」

ダブルスは、
フーバー/レイモンド組VSドゥルコ/ペンネッタ組

です。

パンパシ最終日!

決勝戦は、今日午後3:30 からTBS系列全国28ネットで!!!
解説は、松岡修造さん、杉山愛さんです!

皆さん、是非ご覧ください!!


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プロフィール

(写真)

TBSアナウンサー
石井大裕 (いしい ともひろ)
生年月日:1985年6月5日
身長:185cm/体重:73kg
血液型:A型   出身:東京都
プレースタイル :オールラウンド
(右利き/両手打ちバックハンド)


ジュニア時代、世界スーパージュニアベスト4、全日本ジュニア室内選手権準優勝などの成績を持つ、テニス歴20年の元テニスプレーヤー。尊敬する人は松岡修造さん。
2010年よりTBSアナウンサーとして奮闘中!大会終了までパンパシの魅力を伝えます!