あらすじ

パナソニック ドラマシアター『宮部みゆきミステリー パーフェクト・ブルー』(月曜よる8時〜放送)

BACKNUMBER


第7話

11月19日放送
※動画配信は終了しました
深夜、人気の無い路上で1人の女性・水沢夏美(いせゆみこ)が、大型バイクにひき逃げされ死亡した。
犯人・中山雄一(鶴見辰吾)は、事故を起こした数時間後に自首したが、ひき逃げは認めたものの、夏美が信号を無視して突然飛び出し、バイクの前に立ちはだかったと自供している。
ひき逃げ事件を蓮見探偵事務所へ相談にやって来た前川靖子(田島令子)は、夏美とその娘・玲奈(山田菜々香)を児童虐待を理由に引き離した児童相談所の相談員だ。
夏美は、玲奈を生んですぐに離婚。生活保護を受けていながらも酒びたりの生活で、子供の面倒を見ようとしなかったばかりか、娘・玲奈への虐待が発覚し施設で一時保護していた。
これには、夏美もまいったのか、酒を断ち、パートの仕事にも就いて玲奈と暮らせるようになるために必死だったという。
そんな夏美が自ら死に至るような行動をとるはずが無く、夏美の誕生日を目前に控えプレゼントのセーターを編んでいる途中だったという。果たして、夏美はその夜何をしていたのか?このままではひき逃げ犯の自供通り、自殺と判断されても不思議でない為、真実を知りたいと、加代子(瀧本美織)たちに調査を依頼した。
加代子は刑事の藤永(渡辺哲)宮本(水上剣星)に、事故の件を相談すると、冷たい対応ながらも特別な計らいで、遺留品を見せてもらえることに。
バイクの破損物に混じり、夏美の携帯や財布、そして何かは特定出来ていないが黄色に黒の斑点が浮き出た陶器の欠片。このほか壊れたICレコーダーもあったが修理中だという。
近くの工事現場にいた作業員の目撃証言から、バイクの車種は一致しており、自首した中山雄一はごく平凡なサラリーマンで違反歴も無く、取調べにも素直に応じており、同僚の証言からも絶対に無謀運転をする人物ではないとの証言もあった。
一方、夏美の友人たちからは、子供を引き離されたショックが大きく、衝動的に自殺に及んだではとの証言も出た。
あらすじ画像
そんな折、調査を別の線で進めておいた美智子(根岸季衣)の報告で、中山の息子・康夫(大和田健介)が親子共にバイク好きで、事故を起こした父親のバイクに乗ることもあったことと、大手のASUKAモータースに就職が内定してていたことに加え、腕にケガしていることなどを突き止めてきた。
加代子たちは、就職が決まった息子のために、父親が身代わりで自首したのでは?という見解を強め、改めて調査に乗り出すことになる。
しかし、事態は意外な方向へ…
夏美は何故、人気の無い路上にいたのか?そして事件の真相は?遺留品の陶器の欠片とICレコーダーの謎とは何か?
さらに自殺したとされる加代子の父が残した「パーフェクト・ブルー」という言葉にかかわる事件も巻き起こる。

ゲスト紹介

中山雄一(鶴見辰吾)、前川靖子(田島令子)、清水義男(堀内正美)、中山康夫(大和田健介)

SNS

twitter

YouTube

TBSトップページサイトマップ Copyright© 1995-2024, Tokyo Broadcasting System Television, Inc. All Rights Reserved.