あらすじ

パナソニック ドラマシアター『宮部みゆきミステリー パーフェクト・ブルー』(月曜よる8時〜放送)

BACKNUMBER


第5話

11月5日放送
※動画配信は終了しました
人気のない路上で、男(伊吹吾郎)が傷だらけの少女に「しばらくの辛抱だよ、俺が父親の代わりになるから…」と、いいながら車のトランクへと隠した。
蓮見探偵事務所の所長・杏子(財前直見)がハマって見ている脚本家、御園雅人(菅原大吉)が書いたテレビドラマの1シーンだ。
ドラマを楽しんでいたのもつかの間、高校の文化祭で展示する絵を描くため遅くなると言っていた次女の糸子(高橋春織)が帰って来ない。
しかし、高校は夜の10時頃には出ているというが、携帯は繋がらない。
蓮見家が集うバー「ラ・シーナ」にいるのでは?と、加代子を伴って店を訪ねてみるのだがマスター・椎名(寺脇康文)も知らないという。
深夜になり、痺れを切らした加代子(瀧本美織)が外へと探しに出ようとしたとき、糸子が進也(中川大志)と肩を寄せ合いながら店へと帰って来た。
どうやら無事な様子だが、未成年2人の行動としては問題だ。
糸子に事情を聞くと、帰る途中、車のトランクに隠れてる少女(熊田胡々)を見かけ、危ないから注意しようとしたら何者かにスタンガンらしきもので襲われ、倒れていたところを進也に助けられたという。
腑に落ちないのは杏子と加代子だ。さっき観たばかりのテレビドラマとまったく同じような内容だったからだ。
糸子の話を信じようとしない母・杏子と姉・加代子に、今度は進也が痺れを切らし「襲った犯人を捕まえる」と啖呵を切る。
あらすじ画像
そんな折、翌日、蓮見探偵事務所にやって来た御園明子(杉田かおる)の依頼は、糸子が巻き込まれた事件に類似したドラマを書いた脚本家・御園雅人の浮気調査だった。
ドラマのストーリーは、妻に捨てられた夫が、家庭内暴力に苦しむ少女と出会い、擬似親子愛を深めて、自分の人生を捧げるという内容。
まるで妻へのあてつけの様な内容の脚本に加え、「このドラマが私の全て」と雑誌の取材でも語っている夫・雅人。
長い間子宝に恵まれず別居状態の妻・明子が不満を持っていたことと、夫の携帯電話に「みずえ」という知らない女の着信履歴があったことに加え、多額の貯金を下ろしていることから、雅人が女に貢いだのではとの疑問を持っているという。
明子は明子で専業主婦でありながら家事はせず、ハウスキーピング会社に頼りきりで外食ばかり。既に離婚話も持ち上がっているため、どうせ別れるなら慰謝料を多くとるために浮気の証拠は揃えておきたいというのが依頼の動機だ。
そこで蓮見探偵事務所では、加代子が明子から依頼された調査を担当し、ベテランのミミさんこと三浦美智子(根岸季衣)が糸子と進也の調査をバックアップすることになった。
糸子たちは、少女が隠れていた車の持ち主・植草篤(モロ師岡)をつきとめ、その行動を追う。
ところが、スクープ雑誌の編集者・松井千鶴(笠木泉)の死と、脚本家・御園雅人が謎の自殺をしたことで浮気調査の必要が無くなってしまった。
依頼が取り下げられれば、探偵事務所は調査出来なくなるのだが…。

ゲスト紹介

宇野俊彦(葛山信吾)、宇野友恵(早織)、相沢伸江(鳥居かほり)

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