あらすじ

パナソニック ドラマシアター『宮部みゆきミステリー パーフェクト・ブルー』(月曜よる8時〜放送)

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第4話

10月29日放送
※動画配信は終了しました
美術品販売・相沢アンティークの相沢一郎社長(清水昭博)が殺され、金庫から1千万円が盗まれた。
警察は凶器となった灰皿に残された指紋から、強盗殺人事件の容疑者として同社員の宇野敏彦(葛山信吾)を指名手配した。
そんなとある日、蓮見探偵事務所に1人の女性がやって来る。
依頼者・宇野友恵(早織)は、朝からテレビで話題となっている強盗殺人事件の指名手配犯で・兄の宇野敏彦を見つけて欲しいという。
10年前、家庭内のトラブルで敏彦が引き止めるのも聞かず道路へと飛び出した友恵は、交通事故に合い足が不自由になっていた。
自責の念にかられた敏彦は、友恵が幸せになるまで身を律した生活を送っていたという。
ところが、最近になってやっと決まりかけた友恵の婚約が、足の不自由を理由に相手の両親から反対され、破談になったことを悔しがっていたという。
友恵の話し通りの人物なら、人を殺して金を奪うとも思えないが、家賃を滞納していることと、借金取りが頻繁にマンションにやって来ては騒ぎ、近所迷惑となっているという事実もあり、金を必要としていたことだけは確かだという。
加代子(瀧本美織)は、友恵の真摯な訴えに「敏彦が何故、金を必要としていたのか?」という理由を突き止め、自首させるための調査という名目で依頼を受ける。
強盗殺人事件が絡む危険な調査に、杏子(財前直見)は反対するが、加代子の強い意志に折れ、ミミこと三浦美智子(根岸季衣)、モモこと長嶋桃子(白鳥久美子)、ルルこと江島瑠璃子(麻生かほ里)の4人体勢でならと許可を出す。
ミミは殺された社長の妻・伸江(鳥居かほり)に上手く取入って、敏彦が社長に給料の前借を執拗に申し入れていたことを掴むと同時に、金に困っているはずなのに嬉しそうだった?という話を聞き込んできた。
以前、経理を担当する古株の秋末次郎(利重剛)の息子・雅史(戸谷公人)が、クスリで捕まったときも執行猶予となったため表沙汰にならず、解雇されずに済んでいるという情報も入ってきた。
前借を申し込んだ敏彦の借金騒動が、堅物で信用第一主義者の相沢社長にバレていたら間違いなく即クビだったという。
加代子は会社の同僚・田川(鹿内大嗣)から、敏彦が以前「俺はホワイトナイトなんだ」と言っていたという話を聞き込んだ。
果たして、企業買収絡みなのか?
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しかし、引き払われた敏彦のマンションから妹の下へと送られてきた荷物から「鏡の国のアリス」が一冊発見され、本をヒントに調査は意外な方向へと展開する。
秋末が語った「本当の幸せはプライスレスなんて詭弁。金で買える幸せは確実に存在する」という言葉が、加代子の心を迷わせる。
敏彦の借金の目的はなんだったのか?加代子はこの調査をどう締めくるのか?

ゲスト紹介

宇野敏彦(葛山信吾)、秋末次郎(利重 剛)、宇野友恵(早織)、秋末雅史(戸谷公人)

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