あらすじ

パナソニック ドラマシアター『宮部みゆきミステリー パーフェクト・ブルー』(月曜よる8時〜放送)

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第10話

12月10日放送
※動画配信は終了しました
進也(中川大志)の兄・克彦(野村周平)への脅迫事件が解決し、静けさを取り戻した蓮見探偵事務所のメンバー。
克彦を脅迫した山瀬(黒木辰哉)も事件を通してではあるが、わだかまりも解け仲直りできたはずだった。
しかし急な事件を告げてきたのは、他ならぬ進也の父・諸岡三郎(近藤芳正)の電話だった。
山瀬に会いに行くと家を出た克彦から「まだ終わっていなかった、助けてくれ」と連絡があったきり行方がわからないという。
嫌な予感と共に、進也と加代子(瀧本美織)が、脅迫事件のあった倉庫に駆けつけると、そこには克彦の靴が転がっていた。
その先には紅蓮の炎に包まれた人の姿があった。
進也の叫び声が闇夜に響き渡る。加代子は呆然とその炎を眺めるしかなかった。目の前で起こった悪夢のような出来事。
検視のため病院へと駆けつけた母・久子(菊池麻衣子)は、克彦の死を告げられると錯乱し、進也に「なんであなたが死ななかったの」と残酷な言葉を放つ。
加代子は刑事の藤永(渡辺哲)宮本(水上剣星)から、死因はおそらく頭部への打撲で、撲殺された後に倉庫へと運ばれ火を付けられていると聞く。
他殺として警察が動き出し、加代子と進也は克彦の「終わっていなかった」という言葉から独自に山瀬の行方を追う。
加代子の「真実に隠された想いが人を幸せに出来るかもしれない」という願いは、有ってはならない事件へと発展してしまった。
一方、山瀬の母・佳子(安藤麻吹)が蓮見探偵社を訪れ、息子への疑いを晴らして欲しいと調査を依頼してきた。
あらすじ画像
加代子の母で探偵事務所所長の杏子(財前直見)は、「パーフェクト・ブルー」という言葉に関係する人物の危険な調査を、あえて受けた。
杏子の感が当たったのか?ヒントは克彦と山瀬の2人を知る宗田八重子(奥貫薫)が持っていた。
3人が子供の頃に野球場で映したDVD。
そこには、練習の合間にグランドキーパーの結城雅之(山崎銀之丞)が配った飲み物を仲良く飲んでいる克彦、山瀬、そして肝臓疾患で亡くなった八重子の息子・淳一の姿が写っていた。
杏子の夫・浩一郎(船越英一郎)が調べていた医療ミスとの関係はあるのか?
浩一郎は何を掴んでいたのか?山瀬は?そして「パーフェクト・ブルー」とは何なのか?
真実を解き明かすことが、幸せに繋がるとは限らない。
しかし、真実を暴き出さなければもっと不幸になる人が増えてしまうかも知れない。
加代子たちは自らの危険を省みず、確信へと近づいて行くのだが、その先に命の危機が待っているとは、知る由もなかった。

ゲスト紹介

諸岡三郎(近藤芳正)、諸岡久子(菊池麻衣子)、諸岡克彦(野村周平)、山瀬 浩(黒木辰哉)、山瀬桂子(安藤麻吹)、結城雅之(山崎銀之丞)、宗田八重子(奥貫薫)、植田涼子(古手川祐子)

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