井上由美子さんとは、以前から仕事をご一緒したいと思っていまして、昨年かな?この企画が決まった時点で早々にお願いしました。
(木皿さんはご夫婦ですので) 女性脚本家は橋部さんと井上さんお二人だけなんですよね。
橋部さんも 「父の再婚、娘の離婚」 では娘の心情を女性目線で描いてくださいましたが、今回も女性脚本家ならではの内容になっています。ストーリーとしては、お父さんと息子の 「男にとって仕事はどういうものか」 というものですが、見終わると、主婦の方々にも共感できて、その視点が女性脚本家でしか書けないなと思いましたね。
この話は、まず本が先行してできました。イメージキャストではありませんが、結果として内野さん、神木さん、夏川さんお3人が決まったとき 「私のベストのキャストです!」 と井上さんにおっしゃっていただいてうれしかったですね。
今まで 『 JIN -仁- 』 や 『とんび』 など日曜劇場では男っぽいキャラクターを演じられてきた内野さんが主夫をやられるのも、いい意味で意外性があっておもしろいと思います。
そしてお父さんもお母さんも就活生も、家族どなたにも共感できる内容ですので、楽しんでご覧いただけるはずです。