現場レポートvol.18『監督デビュー！』｜TBSテレビ：パナソニックドラマシアター『東野圭吾ミステリー　浪花少年探偵団』

監督デビュー！

vol.18

第７話（8月13日放送）は、本間さん（山本耕史さん）が買った新作ゲームソフトが見知らぬ少年に盗まれるところから事件が始まります。
エリートサラリーマンの本間さんですが、今回は大人げない一面が垣間見られたり、スーツではない休日ファッションだったり、さらに新藤刑事と超最接近！したり。この回ならではのレアなシーン満載なので、ご期待ください。

ゲームソフトをひったくられるシーン

その第７話を撮ったのが東田陽介監督。なんと今回が監督デビューです！！
東田監督は兵庫県出身で、大学時代は自主映画サークルに所属していたそうです。テレビ番組や映画制作に関わる仕事がしたいと就活をし、東京の制作会社・テレパックに入社したのが８年前。これまで『こちら本池上署５』や『浅草ふくまる旅館』『浅見光彦シリーズ』などで制作デスクや助監督を務め、『浪花少年探偵団』は第1話からアシスタントプロデューサーとして現場へ。そして、７話でいよいよ監督デビューとなりました。

第７話と第８話で演出をした東田陽介監督

監督をやって面白いと感じたことと、逆に苦労したことを聞いてみました。
「一番面白いと感じたのは、自分が考えた演出とは違う展開になっていって、それがすごく面白かった時。今回7話と８話で監督をしましたが、もうほとんど予定通りじゃないです（笑）。でも監督って結局、自分自身が何かするわけではないんですよね。セットや小道具は美術さん、明かりは照明部さんが作ってくれるし、演じるのは俳優さんで、それを素敵に撮ってくれる撮影部さんがいる･･･。だから、僕はもちろん演出を考えるけれど、こうした方がいいっていう現場のアイデアがいっぱい出てくるのはいいことだと思うんですよ。苦労はあまりないですよ。キツイなと思うことはありますけど」ということです。

撮影前、少年役の小山颯くんと芝居の打合せ

では、第７話の見どころについて教えてください！
「低所得の家庭で子どもが飢えているという設定です。現実の社会にも同じような家庭は存在すると思いますが、そういう環境の子どもに対して、しのぶ先生がどう向き合うかが大きなテーマです。それと、ゲームソフトを盗む少年としのぶ先生のチェイスは見どころなので、ぜひ注目して欲しいです！」

小山くんの撮影がすべて終了し「おつかれさま！」

さらにさらに、その少年を6年2組のみんなも力を合わせて大捜索するので、応援してくださいね。

6年2組の仲間たちが町を大捜索中

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