木村佳乃さん(石渡杏役)インタビュー|金曜ドラマ『恋する母たち』

毎週金曜よる10時〜

INTERVIEW/インタビュー


Q. 脚本を読んだ感想を教えてください。
こんなに面白い脚本で、面白いキャラクターを演じさせていただけて、役者としてはすごく幸せなことだなと感じました。脚本が面白いので、私は書いてある通りに演じているだけです。実は原作の漫画は以前から読んでいたんです。『恋する母たち』というタイトルがインパクトありますし、全く知らない世界の話なので、ただただ先が楽しみで読んでいました。まさか好きな漫画の登場人物を自分が演じることになるとは予想していなくて、お話をいただいたときは本当にびっくりしました。
今は大変な状況で様々な制約がありますが、私たち役者がやるべきことは誠心誠意作品に向き合うこと。気を付けながらもお芝居の部分では一切妥協せず、とにかく時間の許す限り精一杯、集中力を高めて作品に取り組んでいきたいですね。
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Q. 今回演じる石渡杏とは、どのような女性ですか?
杏は比較的早めに結婚をして、子どもを大事に育てながら家庭を守っていたのですが、渋川清彦さん演じる慎吾さんがほかの女性と駆け落ちしてしまったことから、生活がガラッと変わってしまいました。とてもマジメで誠実な女性なので、ギリギリの生活をしながらも何とか頑張って子育てをして、今は第二の人生を一生懸命歩んでいます。
慎吾さんに駆け落ちされてから年月が経過しているので、現在の方が苦労しているように見えるといいかなと思って演じています。とにかく真っすぐなので本質はそのままに、いろいろな場面でどうしたら杏らしく見えるかを監督やスタッフの方たちと相談しながら作り上げています。
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Q. 杏と斉木巧(小泉孝太郎)は駆け落ちされた者同士です。今後惹かれあっていきますが、2人の出会いをどのように思われますか?
普通だったら知り合わない2人じゃないですか。そんな2人が出会い、年月を経て再会したのは運命だったのではないかと思います。杏が携帯電話の番号を変えている可能性もありますし、引っ越している可能性だってあったわけですから。もう運命でしかないですよね。原作者の柴門先生はさすがだな!と思いました。
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Q. 金曜ドラマといえば、古くは『金曜日の妻たちへ』など、“危険な恋”を描いた名作がたくさんある枠です。
素敵な枠だと思いますし、そのような危険な恋を描いた作品に関わらせていただけるようになったのは感慨深いですね。ただ、『金曜日の妻たちへ』などが放送されていたころ、私はまだ子どもだったので見ていなかったんです。すごくヒットした作品ですからもちろん存じ上げていますが、私が当時見たとしても、ポカンとしてしまったのではないでしょうか(笑)。そんな往年の金曜ドラマ枠で『恋する母たち』に臨めるのはすごくうれしいことです。きっと世の中の同世代のお母さまや女性、男性も含め、みなさんに楽しんでいただける作品になっています。「あっ、ダメダメ、そっちいっちゃダメ!あぁぁ〜〜」とハラハラしたりすると思いますので(笑)、ぜひ楽しみにしていてください。
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Q. 同じ“母”たちを演じる吉田羊さんと仲里依紗さんとの共演はいかがですか?
里依紗ちゃんは、ドラマではなかったのですが、ほかのお仕事でご一緒したことはあります。羊ちゃんとは映画でもドラマでも共演したことがあって。ポスター撮影のときに久しぶりに再会して、3人で集まって「頑張ろうね!」って。そして「3人でお芝居ができてうれしいね」と話していました。
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Q. 最後にドラマをご覧になる視聴者の方たちにメッセージをお願いします。
柴門先生の原作漫画が面白いのはもちろん、大石先生の脚本もすごく面白くて。ドラマではこういう風にまとめて、こういう時間軸で展開していくんだなと驚きました。原作を読んでいても楽しめる作品になっているのではないでしょうか。物語は3人の“母”たちがいろいろな形で恋に落ちていきます。タブーとされている恋をテーマにしていますので、ハラハラドキドキしながら楽しんでいただきたいですね。
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