休日は畑で野菜の勉強
旬野菜のおいしさを引き出す料理で、野菜の魔術師と呼ばれる神保シェフ。
そんなシェフの休日とは?
そんなシェフの休日とは?
- 現場で勉強!
- 今回は、休日によく来る畑があるということではまじも同行させていただきました。
やってきたのは、シェフの故郷でもある茨城県。
白菜の生産量日本一というだけあって、どこまでも広がる白菜畑! その中で待っていてくれたのは、JA常総ひかり秋冬白菜部会副部会長・猪瀬義明さんです。
シェフは、自分で調理する野菜の農園へおじゃまし、先生と慕う生産者の方々と話をするのがとっても楽しみなのだとか。
「今年の出来栄えは?」「甘みは?」そんな話をしていると、メニューのアイディアが膨らんでくるのだそうです。 - 今が旬! 白菜の選び方
- 神保シェフいわく、美味しい白菜はまず芯が白くて丸いこと。そしてずっしりと重みがあること。
愛情をたっぷりとかけて育てた野菜は、まるで娘を嫁に出すような気持ち。そんな生産者の方々の気持ちも一緒に料理に盛り込み、食べる人に伝えること。それも料理人にとっての使命だと神保シェフは思っているそうです。
- 神保佳永さん/シェフ
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1977年茨城県日立市出身。祖父は漁師、父はイタリアンシェフという環境に育ち、自然と食材の大切さを身につける。
銀座「ベルフランス」を経て、ヨーロッパへ渡り、フランスやイタリアのグランメゾンで修行。2005年「ホテルエミオン東京ベイ」洋食総料理長をへて、2009年「RestaurantⅠ」総料理長に。江戸野菜をフレンチに取り入れたことで注目を集める。
2010年、東京・青山にHATAKE AOYAMAをオープン。オーナーシェフとして、全国の農家や漁師の方々と連携しながら、旬を大切にしたイタリア料理を提供している。
また、近隣の小学校で食育の授業を行ったり、様々な食のコンサルタントを手がけたりと、幅広く活躍中。