現場レポート

20200823(日)

みなさんこんにちは!
日曜劇場『半沢直樹』、第6話もきっちりお楽しみいただけたでしょうか?
余剰人員の整理に苦慮する帝国航空と、その受け入れ先を見つけるために奔走する、半沢さん。そんな中、開発投資銀行・谷川さんがきっかけで、東京セントラル証券の森山さんと嬉しい再会がありました♪

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この再会により、帝国航空の人員整理の問題も丸く収まり、半沢さんが描いた再建の道のりへ一歩前進! と思いきや…白井大臣の横やりによって半沢さんの再建プランは白紙になったばかりか、東京中央銀行は金融庁から業務改善命令を言い渡されてしまいました…(涙)。
果たして、半沢さんの指摘どおり、曾根崎さんは金融庁の検査を乗り切るために、意図的に資料の改ざんを行ったのか? その真の目的とは? 裏で糸を引いているのは大和田さんなのか!?

まさしく“一歩進んで二歩下がる…”とはこのことでしょうか? っと、昭和歌謡の引用はさておきまして、半沢さんが目指す帝国航空の自主再建が暗礁に乗り上げてしまった第6話ですが、黒崎さんの再登場に嬉々とした方は多かったはず!

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黒崎さんが半沢さんへヒアリングしていたシーンは、TBSドラマの撮影が日々行われている「緑山スタジオ」にて、セットを組んでの撮影でした。
「今日は一日、みなさんお付き合いよろしくお願いいたします! 黒崎さんが登場するシーンですので、気合を入れていきましょう!」
と、エキストラのみなさんへ、チーフADのあいさつで現場が動き出します。

程なく、俳優部がスタジオへ集合し、“半沢さんvs黒崎さん”シーンのドライ(=リハーサル)が始まります。

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今作では、第3話以来の登場となる黒崎さんですが、さすが片岡さんはスッと“黒崎スイッチ”が入るようで、お芝居から離れている片岡さんとのギャップに、ドライを見守っているこちらも、ついニヤニヤしちゃいます(笑)。
そんな片岡さんですが、さらにおもしろいシーンに仕上げるために、“セリフの間”や“声のトーン”“手振り素振り”などなど、細部に至るまで、第6話の演出を務めた松木監督と一緒に確認を重ねていました。
そうそう、片岡さんが黒崎を演じることをとても楽しんでいるからだと思いますが、「もしかすると、“好敵手”というか、黒崎って半沢さんと対峙することが楽しくて仕方がない!?」なんて、勝手に想像してしまいますが(笑)、みなさんはどう思います?

っと、そんな詮索はさておきまして、このシーンで隠れキャラ的に黒崎の部下を演じていたのが、

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人気声優の宮野真守さんでした。そう、間違っていた資料を半沢さんたちの前へ突き出していた方ですね。
「ここのセリフのところで、黒崎さんに机をバンってやってもらって、通れるように開けちゃってください」
「古谷さんが前へ出た後、このセリフで黒崎さんも半沢さんへ近づきましょうか」
という松木監督の演出により、半沢さんと黒崎さんが急接近!

そして程なくドライも終わりまして、カメラを配置して撮影準備に入りますが、カメラアングルを確保するため、適時にセットの壁が外されます。

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本当に、ビルの一室にあるような会議室に見えますが、必要に応じてすぐ壁が外せるように造ってあるんです。
ちなみに、スタジオ内には換気のための大型送風機も準備されています。

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またまたちなみに、この“半沢さんvs黒崎さん”シーンを撮影が行われたセットの隣は、

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こんな感じになっていますが、これはというと、半沢さんが所属している営業第二部の部屋を立て込んでいる途中なところ。この雑然とした空間が…、

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このように仕上がります♪
見違えるようですよね〜。
そして、この仕上がったセットを一人、眺めていたのは…、

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このセットを使った撮影の、演出プランを考え中の松木監督です。

このセットでは、半沢さんと田島さんがホワイトボードを前に、帝国航空の余剰人員の受け入れ先についてのお芝居がありました。そこで、「セリフを言いながら計算をしてボードに書き込む」というお芝居を要求される入江さんでしたが、
「はい、大丈夫です!」
と、元気に応える入江さんです。
そして今度は、ホワイトボードがあるものとしてカメラに向かい「同じお芝居をお願いします!」というスタッフのリクエストもバッチリこなす入江さんでした。

さて、気になる次回の第7話ですが、新規路線の認可が却下され、またしても半沢さんが苦境に立たされる!?
ぜひ、8月30日放送の第7話もお見逃しなく!!!

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