現場レポート
2020年07月19日（日）
みなさんこんにちは！
ついについに、日曜劇場『半沢直樹』が発進いたしました！！
待望の第1話、いかがでしたでしょうか？？？
今作でも、堺雅人さん演じる半沢直樹さんの真っ直ぐなまなざしに、心動かされる視聴者の方たちがたくさんいらっしゃると思いますので、ぜひぜひ、目を離さず半沢さんの闘いぶりに注目していただけると幸いです！
さてここで、ちょっと駆け足にはなりますが、“チーム半沢直樹”が始動した数か月前を振り返ってみると、撮影隊がクランクインしたのは、冬ごもりをしている土の中の虫たちもまだ動き出さない、2月の半ば過ぎのことでした。
スタッフからのクランクインのコールに、笑顔で応える堺さんです。
ちなみにこちら、半沢ファンの方ならもうおなじみ（！？）な感じの、日本橋にある某メガバンクの日本橋支店のそばですが、同日には東京セントラル証券の岡社長を演じる益岡徹さんと、同じくセントラル証券の諸田さんを演じる池田成志さんも撮影初日を迎えていらっしゃいました。
またこの日は、別の現場でセントラル証券の三木さんを演じる角田晃広さんも撮影初日を迎えています。
そしてこの翌日…、
こんなところで撮影が。どなたがいらっしゃるかというと、
スパイラルの瀬名社長を演じる尾上松也さんほか、同じくスパイラルの加納を演じる井上芳雄さんと、清田を演じる加藤啓さんが撮影初日を迎えた現場でした。
この古びた平屋の屋内が3名が写っている写真のようになっている設定ではなく、これはスパイラル創業当時の回想シーンの撮影が行われていたアパートなんです。3人で大きくしてきたスパイラルですが、考え方の違いで加納さん＆清田さんが出て行ってしまいました。そんな時に降りかかってきた買収騒ぎ！ 果たして、スパイラルはどうなっていくのか！？
このスパイラル創業当時の回想りシーンと同日、別の現場では、
大和田常務を演じる香川照之さんが、撮影初日を迎えています。
今作『半沢直樹』は、『ロスジェネの逆襲』『銀翼のイカロス』を基に描かれますが、原作を既読の方ならご存じなところ、そう大和田常務は原作には登場しないんです。ということは、ドラマならではの展開が待っているということ！ 果たして、香川さん演じる大和田常務は、半沢さんとどうかかわっていくのか！？ 大きな見どころの一つとなっているので、ぜひご期待ください♪
そして、今作の敵役となるのが、
市川猿之助さん演じる伊佐山さんと、古田新太さん演じる三笠副頭取です。第1話をご覧になったみなさんなら、このお二人の一癖も二癖もある“存在感”をビシビシと感じていただけたはず…。
そうそう、第1話の冒頭では、前作の一大名シーンともいえる大和田常務の土下座シーンを、市川さん演じる伊佐山さんが回想していましたね。
この回想シーンは今作のために、あらためて撮影されたものですが、その撮影では、
「（テーブルの）このあたりかな。こんな感じでしたっけ？」
などと、福澤監督と一緒に前作の映像を確認しながら“あのときの”大和田常務の記憶を呼び起こしている香川さんがいらっしゃいました。
「悪役が輝けば、その光を受けて主役がより輝く…」といったお話しをしていただいた市川さんの言葉通り、市川さんと古田さんの悪役っぷり、そして「大和田常務は敵か味方か！？」といったところを、ぜひみなさんも楽しんでいただければと思います。
ちなみにこの日、
中野渡頭取を演じる北大路欣也さんも、撮影初日を迎えられました。
あの“目力”そして重厚な存在感は健在です！ 中野渡頭取が一言、言葉にすると、まるで大きな山が動くような、そんな気にさえなりますが、一歩カメラの前を外れれば、とても気さくな方なんです。そんなギャップが素敵なんですよね♪
っと、そんな北大路さんへの個人的な想いはさておきまして、続々と撮影現場へと出演者のみなさんが合流されていましたが、北大路さんに続いて撮影初日を迎えたのが、
半沢さんの同僚・渡真利さんを演じる及川光博さんでした。
こちら↑は撮影初日の撮影ではありませんが、及川さんが撮影現場へ合流されてから数日後、井川遥さん演じる小料理屋の女将・智美さんのシーン撮影があり、井川さんが撮影初日を迎えています。
及川さんの撮影初日、スタッフから紹介され現場へ入られた及川さん、華麗なステップとアクションで現場の拍手に応える姿は、ステージに立つ“ミッチー”そのもの！ ちょっとしたライブを観たようで得した感じでした…♪
程なく3月初旬過ぎた頃…、
スタジオでの撮影初日“スタジオイン”を迎えたチーム半沢直樹です。
セントラル証券の会議室シーンでの撮影では、浜村瞳さんを演じる今田美桜さんが撮影初日を迎えましたが、その隣に並ぶ森山さんを演じる賀来賢人さんは、スタジオインの前日、都内某所のお好み焼き屋さんをお借りしてのロケで撮影初日を迎えていました。
その後、撮影隊に合流したのが、
半沢さんの奥様、花ちゃんを演じる上戸彩さんです。
前作同様、今作でも花ちゃんは半沢さんに“気づき”を与えるのでしょうか？
「唯一、花ちゃんとのシーンだけは、自由に楽しめる」という堺さんですが、“漢（オトコ）たちの闘い”の場を離れた半沢さん＆花ちゃんのシーンは、このドラマの中でも、一服の清涼剤のような空気感が楽しめるはず♪
一方、同じ“夫婦”でも半沢さんの敵方となるのが、
スパイラルの買収を目論む電脳雑伎集団のお二人、平山社長を演じる土田英生さんと、妻の美幸を演じる南野陽子さんです。
ただいまニュースでも某企業の買収が“敵対的買収”に発展する！？ といった報道がありますが、果たして、この物語の中の買収劇はどうなっていくのか…？ リアルとフィクションが交錯するような感覚を、ドラマをお楽しみいただくみなさんに覚えていただけるかも！
さて、この電脳ご夫婦の撮影初日から数日後となる4月初旬、TBSではロケやスタジオ収録が見合わせるという態勢が取られることとなり、チーム半沢直樹も長い撮休へと入りました。
それから約2か月後、となる5月末日、万全を期して撮影が再開され、こうして待望の第1話をみなさんにご覧いただくことが出来ました！
ちなみに、まだまだ新型コロナウイルスの被害拡大が心配されるところ、出演者＆スタッフ一同、気を緩めることなく、そして、ドラマを楽しみにされているみなさんに“諦めず前へ進む力”を届けるべく、万全を期して撮影に臨んでいます！
それでは、日曜劇場『半沢直樹』、引き続きお楽しみお楽しみいただけますよう、よろしくお願いいたします！！