現場レポート

20200726(日)

みなさんこんにちは!
日曜劇場『半沢直樹』、第2話もお楽しみいただけたでしょうか?
先週、第1話のラスト、堺雅人さん演じる半沢さんと市川猿之助さん演じる伊佐山さんのシーン、見ている方が清々しくなるくらいに憎々しい存在感を放つ伊佐山さんと、丁々発止の舌戦の末に繰り出された半沢さんの「倍返しだ!」。このセリフから一週間…、長く感じられましたか? それとも短く感じられた?
ドラマをご覧になられたみなさんそれぞれかと思われますが、第2話を観たら、そんなことは忘れてしまうくらいの急転が!!

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そう、スパイラルの救世主となるはずだったフォックスの郷田社長が、なんと電脳&伊佐山チームとグルだったなんて!

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戸次重幸さん演じる郷田社長のあの笑顔、ブラックな部分はみじんも感じられませんでしたが、なんだか人を信じるのが怖くなるような展開でしたよねぇ。
その経営手腕で業界内外に存在感を放つという設定の郷田社長ですが、果たして、どこまでもブラックな人物なのでしょうか? カリスマ社長と呼ばれた人物の真意とは…!?

そして、スパイラルの買収を目論む電脳雑伎集団はというと、こちらにも会社の発展のためという大きな理念に基づいた、社運を賭けた買収計画なのでしょうが、

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その社長室を見ると、ダースベイダーが出て来そうな、わかりやすい悪役感が満載な感じ…(笑)。
市川さん演じる伊佐山さんもそうですが、わかりやすく悪役然とした存在感を放ってくれているからこそ、対峙する半沢さんの輝きが増すんですよね。
っと、これは前回の現場レポートにも書いた、市川さんの受け売りです…。。。

ちなみに、郷田社長演じる戸次さんは3月半ばに、電脳の平山社長&美幸を演じる土田英生さん&南野陽子さん、そして財務担当の玉置を演じる今井朋彦さんは、3月末日にそれぞれ撮影現場へと合流されていました。この先、どんな悪役ぶりを見せてくれるのか!? ぜひお楽しみに♪

さて、買収の標的とされてしまったスパイラルですが、

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こちらの社長室は、とてもおしゃれでオープンなデザインとなっていますね。
ちなみに、瀬名社長の後ろの棚には…、

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創業当時の記念写真のほかに、

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郷田社長が書いた書籍がたくさん!
郷田社長が瀬名社長の“憧れの存在”だったことを感じさせるアイテムです。美術チームの細やかな“仕掛け”も、このチーム半沢直樹の隠れた見どころの一つなので、ぜひ見つけてくださいね♪

ちなみに、スパイラルのとあるパソコンを見てみると…、

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真ん中にFelixのロゴが!
このFelixがわかる方は、かなりのドラマ好きの方ですよね…♪

スパイラルと電脳はそれぞれ、都内某所のオフィスビルをお借りしてセットを組んでいますが、前作から続くロケ場所の中でも、もっとも有名なのが、

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こちら、東京中央銀行の大会議室ではないでしょうか。前作では、香川照之さん演じる大和田さんが土下座をした場所として半沢ファンにインパクトを残し、放送後には半沢ファンの“聖地巡礼”の場所としても注目され、多くの方が訪れたとか!

ちなみに、大きなテーブルに並べられているピッチャーは、

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美術スタッフがスケールを使い、撮影の度に均等に並べているんですよ。

さて、この大会議室のセットを立てているのが、千代田区にある1928年の開業という歴史あるビルです。建てられた往時のままの意匠が色濃く残る空間は、日曜劇場『半沢直樹』の世界観に重厚さをもたらす大きなポイントともいえるところ。
このビルでは、大会議室のほか、廊下を行き来するシーンや、第1話で電脳がスパイラル株を取得したという発表会見シーンも撮影が行われています。

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ちなみに、廊下にあるフロア案内板ですが、

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火災警報器を隠すための飾りなんです。

そして、この大会議室に並ぶ大きな空間といえばコチラ、

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そう、東京中央銀行の大階段ですね。ここも前作から撮影に使われていて、印象的なシーンの背景になることが多い『半沢直樹』ファンならおなじみの場所ですね。

出演者みなさんの存在感や丁々発止の舌戦、先が読めない展開はもちろんのこと、ドラマの背景となるロケ地やセット美術に関しても注目どころの多い日曜劇場『半沢直樹』ですので、お時間のある時には、ちょっと違った視点でドラマを楽しんでいただけると幸いです♪

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さてさて!
第2話では、半沢さんたちセントラル証券が、スパイラルのアドバイザーとして正式に手を組みました。何振りかまわず買収を進める電脳&銀行チームに対して、いよいよ本格的に反撃開始となりますが、半沢さんが瀬名社長へ提案した“逆買収”って…!?

次回、8月2日の第3話もお見逃しなく!!

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