日曜劇場『小さな巨人』 4月16日日曜よる9時スタート

事件ファイル

失踪人・横沢裕一さんについての捜査報告

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横沢裕一さん(39)

  • 横沢裕一さん(39)の家出人捜索願いが妻・亜美さんから豊洲署に提出された。

  • 祐一さんの勤務先・早明学園へ聞き込みした結果、得られた情報はひとつ。
    裕一さんが6000万の横領をしていた
    (金崎玲子理事長から相談を受ける。ただ大事な時期のためこの件については公にしたくない。示談にしたいとのこと)

  • そこで再度、亜美さんに話を伺ったところ、以前職場の同僚が家を訪れたことがあるという。

その同僚・矢部貴志について調査結果

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矢部貴志(42)

  • 早明学園事務局の経理部に半年前から中途勤務で勤務。登録された住所を尋ねたところ矢部は不在。大家によるとこのアパートで矢部を見かけたことはないという。

  • 矢部が裕一さんの失踪に関して何らかの情報を持っているものとし、帰宅した矢部に職務質問し、任意同行を掛けようと計画。帰宅する矢部を尾行するが、尾行に失敗、見失ってしまう。

  • 一方で、
    早明学園が一部の政治家と手を組み仕掛けた、不当な土地売買のからくりがある、という情報を入手

早明学園側
広大なゴミ埋立地など、国がもてあましている0円の土地を10億という値段で買い取った
↑↓ 国側
■学園設立の認可が下りるための便宜を図る
■有名政治家を顧問にし、外務省を通して海外の優秀な教師や留学生を招きいれる。

=この癒着によって、早明学園のブランドは高まり急激に台頭していった。

そんな疑惑の最中、経理課長の裕一さんが突如姿を消したのはやはり怪しいと言えよう。


  • さらに調べを進めたところ、矢部が警察官であることがわかる。
    矢部の本名は、江口和夫。現在は人事課に肩書きを変えているが、元捜査二課の刑事であり、さらに、豊洲署刑事課・山田春彦警部補が新人時代に研修担当した先輩刑事でもあった。江口は、早明学園が隠している闇取引=政財界との癒着の証拠を掴もうと内偵捜査をしていたようだ。江口によると、裕一さんは横領したのではなく、実際はその逆であり、早明学園の不正を暴こうとしていた。江口はひそかに裕一さんに接触、不正の証拠を手に入れるため協力してたという。
    その証拠とは、早明学園が隠し持つ裏帳簿。それがあれば政治家へのヤミ献金がすべて明るみにできる。裕一さんはついにその裏帳簿を手に入れたようだったが、江口が受け取る前に突如姿を消した。山田は密かに江口に接触していたとのこと。山田は江口から裏帳簿を探すことへの協力と、他言無用をもちかけられていたらしい。

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  • その後、山田の元に江口から裕一さんの居場所と、裏帳簿の所在が判明したとの連絡が入ったようだ。
    二人が会う場面を掴むため、他刑事たちが山田の姿を追ったところ、江口の死体を発見!さらに現場から逃げる山田の姿を確認。まもなく、山田警部補が殺人容疑で逮捕された。

山田が江口を殺害した犯人なのか!?

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