戦評:2016リオデジャネイロオリンピック バレーボール世界最終予選

《女子戦評》

女子WOMAN
【戦評】

5月15日(日):カザフスタン戦

JPN
3 { 
25-14
25-15
25-11
 } 0
KAZ
初戦でペルーに快勝した日本。2戦目の相手は、2008年の北京オリンピック最終予選で韓国、タイに勝利し出場権を手にしたカザフスタン。チームの平均身長は182.9cmと大型で、アジアに属しながらもヨーロッパ型のバレーを展開する。
眞鍋監督も「身長が高く、特にブロックは手ごわい。できるだけ、被ブロックも少なくすることを心がけたい」と、前日の記者会見で、カザフスタンの高いブロックに警戒している様子だった。
 
日本のスタメンは初戦と同様、サイドに木村、古賀、オポジットに長岡、ミドルブロッカーは、荒木と島村、リベロは佐藤という布陣。
第1セット、カザフスタンの高いブロックを意識してか、思うような攻撃が展開できない日本。古賀のスパイクがブロックされるなど一進一退の攻防となる。しかし、そこからコート前方にポトリと落ちるサーブで古賀がエースを奪うと、カザフスタンの守備を乱し、連続得点を奪う。カザフスタンもサーブで攻めて流れを引き寄せるが、日本はエース木村が、巧みなフェイントと力強いスパイクで得点、さらに荒木のクイックで得点を奪うと16-11と5点リードでセカンドテクニカルタイムアウトを迎える。終盤、島村のブロックやクイック、木村のサービスエースなどで得点を重ねた日本がセットを先取する。

第2セットに入り、長岡のスパイク、荒木のブロックでペースをつかんだ日本。6-1とリードする。しかしカザフスタンもサーブで揺さぶり、日本を翻弄すると7-7の同点に。競り合う展開から意地を見せたのは日本。集中力が途切れ雑なプレーが目立つカザフスタンのミスを誘い、長岡、古賀がスパイクを決めると、宮下のブロックも出て日本がそのままセットを連取。

山口、迫田、石井を投入し、ガラッとメンバーを入れ替えた布陣で臨んだ第3セット、石井、山口が期待に応える活躍で次々に得点。試合後、眞鍋監督も活躍が光ったと評価した迫田もセンターからの鮮やかなバックアタックを決め、一気に突き放す。石井がラインぎりぎりのスパイクを決めて16-8と大量リードで終盤へ。
なんとか突破口を見出したいカザフスタンも#18アニコノワがスパイクで得点するが、反撃の糸口をつかめず日本がリードを保つ。迫田のサービスエースなどで20-11とすると山口のブロックも出て波に乗る。22-11の場面でセッターを田代にスイッチした日本。そのままの流れで押し切り、勝負あり。ストレート勝ちで開幕2連勝を決めた。

眞鍋政義監督
「昨日と同様、選手はよく集中してくれました。特に戦術的にはサーブが非常によかったと思います。昨日、今日を通して全選手が出場しましたが、日本に絶対的エースはいないので、組織として14人で一致団結して戦っていきたいと思います」

木村沙織選手
「アジアのチームの初戦だったので意識するところがあったのですが、ストレートでしっかり勝てたことはよかったと思います。しかし、途中でもったいないミスが出た場面もあったので、そういうところからガタガタと崩れていくのが怖いので、しっかりとそこは修正して韓国戦を迎えたいと思います。いい準備をしたいと思います。」

古賀紗理那選手
「ストレートで勝ててよかったです。昨日、自分のプレーがよくなかったので、今日からしっかり切り替えて臨みました。ペルー戦よりもサーブで攻めることができて、楽な展開に持っていくことができたので、そこは韓国戦でもしっかり継続してできるようにしていきたいと思います」
TBSバレブー
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