《女子 バンキシャ日記》

女子バンキシャ担当・宮前信人
5月15日(日)母として

オリンピック最終予選という独特の雰囲気の中、掴み取った初戦の白星。
国際大会4年ぶりの復帰となった荒木絵里香は「緊張しました・・」と試合後、ホッとした表情で話した。
「こうしてまたコートに立てる事を本当に幸せに感じます」

結婚、出産をへて再び日の丸を背負う場所は絶対に負けられない舞台。
そんな厳しい闘いの中、彼女を支えていたのが家族だった。
2歳になる娘は荒木の母と共に会場から、そして「互いに頑張ろう」と話した夫の元ラグビー日本代表・四宮洋平さんは、女子7人制のクラブチーム監督とし今、一緒に戦っているという。

勝利の余韻に浸る暇はない。
一夜明けた今朝の練習でも荒木は、一際大きな声でチームのムードを高める「特にアジア勢との試合が大事になる。全力で一戦一戦、まずは今日の試合をしっかりいい形で勝ちきれるように頑張りたいと思います」

4年前とまるで違う背負うものの大きさを感じ、今夜も荒木が“アジアの壁”を粉砕する。
女子バンキシャ担当・宮前信人

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