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■ プロジェクトの「成果」へのリターン ■
                鈴木敏恵 未来教育デザイナー

◆その「総合的な学習」への評価は?

子どももの顔つきがしまるような「総合的な学習」をそれを果たすことが大人の仕事。

現実問題として、いい「総合的な学習」は、いい「成果」を必ずアウトプットしている筈です。今回でいえば「凝縮ポートフォリオ=提言書」です。 「
成果」は、必ずしも形として残るものばかりではないとおもいますが、教師の意識ややり方しだいで確かに「成果」は残ります、またそのようにしなければいけないとおもいます。プレゼンテーションだけでなく「凝縮ポートフォリオ」にしっかりひとりひとりが濃縮した知の再構築をする価値はここにもあります。

◆「総合的な学習」の「成果」をきっちりあらわそう

提言書
「総合的な学習」の「成果」をきっちり"あらわす"必要があるとおもいます。問題はどこに?だれに"あらわす"のか?ということです。本気でやってきた「総合的な学習」なら、本気の成果がかならずあがります、それはあいまいに教室の中で終えるのではなく、キチッと"あらわす"ことが必要だとおもいます。

「成果」を、冊子で"あらわす"なら、もっともらしいカチッとしたものに

「成果」を、ステージで"あらわす"なら、社会の人々へ

「成果」を、報告書で"あらわす"なら専門家やその分野のしかるべき方に

◆「成果」へのリターンを再び子どもたちへ

TBSはビデオレターで
そして大事なことはその「成果」に対しリターンをいただくことです。
そして最終最後まで、それを子ども達の心や知の成長に活かすことです。

つまり、自分たちが本気でしたものは、その効果や反響が誰でも知りたいものなのです。ですから「成果」へのリターンを子ども達の胸に返してはじめてこのプロジェクトは終了することになります。

今回、こどもたちの提言書に対し「社会」のその道の専門家や責任者からのリターンを目にした時の子ども達の顔こそ、一番一番素晴らしい。