放送アーカイブ

202342日放送

空から見る!北イタリア

放送内容

世界で最も世界遺産が多い国、イタリア。その数、何と58!その中から厳選した13か所を、空から撮影した特別企画「空から見るイタリア」。地中海とアルプス山脈に囲まれたイタリアの個性豊かな世界遺産を、2週にわたりお届けする。空からイタリアに迫ると、南北に細長い国土で、土地ごとに多様な自然と文化が育まれてきたことが見えてきた。前編はローマより北の世界遺産を空から巡る。

アルプスの白い岩山

3000m級の岩山が18も林立するアルプス山脈のドロミーティ山地。山々は、石灰岩の一種のドロマイトという、硬くて白い岩石でできている。特に硬い部分が浸食に耐え、尖った岩山が誕生した。

写真:放送内容

海を制した街

交易で地中海を制し、1000年以上続いた都市国家ヴェネツィア。実はヴェネツィア本島は、124の島の集合体である。島々の間は運河となっており、車の入れないヴェネツィアの道がわりとなっている。特別な許可を得て、狭い運河の上をドローンで撮影した。

写真:放送内容

6700kmの石垣

海から切り立つ崖の上に、5つの小さな街が点在するチンクエ・テッレ。崖ばかりの土地で生きていくため、何世代もかけて作り上げたのが、ブドウの段々畑である。畑を支える石垣の総延長は、実に6700km。今では、イタリア有数のワインの里になっている。

写真:放送内容

トスカーナの摩天楼

トスカーナの田園地帯の丘の上に広がる街、サン・ジミニャーノ。交易路に位置し、中世、商業都市として発展した。街に聳える石造りの塔は、交易で成功した商人達が財力を示すシンボルとして建てたものだった。最盛期には約70もの塔が建ち並んでいたのだ。

写真:放送内容

イタリア最初の首都

19世紀半ば、それまで小国に分かれていたイタリアが初めて統一された。初代国王となった大貴族サヴォイア家。彼らの拠点だったトリノがイタリア最初の首都となった。トリノには、サヴォイア家が建てた、豪華な宮殿が数多く残されている。

写真:放送内容

BACK TO PAGETOP