日曜劇場『小さな巨人』 4月16日日曜よる9時スタート

警察よもやま話

本ドラマの警察監修をしている元警察官・大澤良州氏が、
現場で実際に体験した面白い話・驚いた話、内情…などを毒舌&赤裸々に語ります。

刑事ほど犯人の行く末を心配している人間はいないと思います。毎日顔を合わせていると、気心が知れてくる。殺人犯もごく普通の人間、多いんです。悪いところばかりじゃない、いいところもあるんですよね。人間らしいから、弱いから人を殺しちゃうんですかね。「しっかり罪を償って出て来いよ」、そんな気持ちになってきます。

刑を終えてから私を訪ねてきたこともあるんですよ(笑)。
住所は教えてなかったんですけど、どこで調べたのか、私が家に帰ったらいたんですね。女房が「お父さんを訪ねてお客さんだよ」ってこたつまであげちゃって(笑)。「バカヤロー!お前何しに来たんだよ」と言ったら、「だって大澤さん出た(出所した)ら来いっていったじゃない」って。…言ったかも知れねえなって(笑)。
そんな会話聞いた女房はびっくりしちゃってね、「おとうさーん…もしかして刑務所にいた人?」「そうだよ」って。結局一晩泊めてあげて、所持金もほとんどないって言うから一万円渡して、「これで食いつなげよ、早く仕事決めろよ」って。…そんなこともありましたね。

話:警察監修 大澤おおさわ良州よしくに
(元埼玉県警視 埼玉県警察本部捜査第一課・主席調査官)

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