インタビュー

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01榮倉奈々さん

原作は読みましたか?

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はい。湊かなえさんの本がもともと好きで何冊か読んでいました。予想できない展開の繰り返しが面白くてあっという間に読めてしまい、「Nのために」も一日で読みきってしまいました。猟奇的なシーンがたくさん出てくる一方、その発端となるのが日常にあふれている小さな出来事で、その小さな出来事の積み重ね、たったひとつのボタンの掛け違いが人と人との複雑さを生んでいく部分が特に魅力的です。

以前に読まれていたということで、宿命的なご縁は感じたんでしょうか?

そもそも本をたくさん読まないタイプなので多少の運命は感じましたし、身が引き締まる思いもしました。何よりすごく面白くて読んでいたから、希美を演じられるということは単純に嬉しかったですし、湊さんの本は映像化もよくされている素晴らしい作品が多いので、それらに負けないように期待に応えたいし裏切りたいし…という気持ちは強いです。

脚本を読んだご感想は…?

原作のいいところをギュッと詰めながら、原作とはまた違った面白さがありました。それから恋愛の部分が膨らませていて甘酸っぱさを感じましたね。高野さんというオリジナルキャラクターが出てきたり、より共感しやすい人間模様になっている気がします。

杉下希美はどんな女性でしょう。

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強さと弱さ、両方合わせ持っている女の子ですね。元々両親に愛されて自然の中で伸び伸び育ってきたけれど、ある出来事から価値観が急に変わってしまった。これは誰にもありうることですが、色んな人と出会い、色んな体験をして大人になるその過程での出来事が過酷すぎて、それが希美の複雑さに繋がっているんですよね。映画やドラマで描かれる人物としてはとても複雑な人物だと思いますし、そしてそれを見事に描かれているなと思いました。

15年間を演じられる難しさはありますか?

10代から30代までを演じることや、ミステリーという意味で見ている方に仕掛けをする部分の難しさはありますが、それよりも今の年齢で10代の純愛ができることが奇跡だと思うし、ありがたいし楽しい。嬉しいほうが大きいです。

希美を演じる上でここを大事にしたい、という部分は?

我慢強く、我慢に慣れてる人だし、ミステリーということで、ひとつひとつの行動や言動に裏があったりするので、監督と相談しながら演じていきたい。あとはいろんな仕掛けがあると思うので、それを自分が仕掛けられるのは楽しみです。

共演者について

窪田さんは、すごく気を使ってくださる方。小豆島ロケは結構スケジュールが過酷だったので、みんなを元気にしよう!明るく楽しくさせようという気合を感じました。

三浦さんとはCMで親子役で共演させていただいてますが、誕生日もいつも忘れず「おめでとう」を言ってくれたり、本当に優しい方でいつもよくしていただいています。みんなの中心的な存在で、お父さんみたい。それはこの現場でも変わらなくって、いて下さるとしまるし、安心します。三浦さんの現場での居方など勉強したいことはたくさんあります。三浦さん演じる高野はドラマのオリジナル人物なので、今後どうなっていくかはすごく気になりますし、三浦さんが演じられるからというのもありますが、ニコニコしていて優しそうなイメージなので、そういう人の心の闇みたいなところはどこから出てくるのか楽しみにしています。

事件にかかわるみなさんとは、まだ共演シーンは少ないですが、野バラ荘の“仲間感”は出していきたいので、今後どうやって仲良くやっていくかは…考え中です(笑)。同世代の方と長い時間ご一緒する機会が今まで意外となかったので、少し楽しみでもあり、自分にとっても刺激になるかなと思っています。

みどころを教えてください。

瀬戸内海の景色も素晴らしく、天候にも恵まれたのですごくきれいな映像になっていると思います。その中で成瀬との純愛はとてもキラキラしていて、儚く切なく、かわいらしい恋愛になっています。そして、これから繰り広げられるミステリーの部分もみなさんの期待を裏切らないよう、上回るようみんなでがんばっていますので期待していてください!

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