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瀬戸内海ロケ日記

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102014年12月19日(金)

とうとう最終回となりました。この日のために、8月から突っ走ってきました。
長いような短いような。とにかく濃密な4か月間。
その集大成の最終回となっています。

最終回の撮影、そんなに多くは語れませんが、9月の島の撮影のとき、苦労したことと同じことがあり、いろいろと思いだしました。
それは、太陽との戦いです。

9月に小豆島・しまなみ海道で撮影したとき、私たちはとにかくいろんなシチュエーションで「朝日」をとりたくて、毎日4時から準備し、5時台の日の出を狙って、曇ったり、思った通りの日の出の画が取れなかったり、苦労しました。 今回は、「夕日」を狙っております。綺麗な冬の夕日をとりたくて、夕日の落ちるポイントを探し、天気予報とににらめっこして、撮影しました。

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本日の最終回の放送、「ここのこと言ってるのかな」と思いながら見ていただければと思います。

そして、最終回は何と言っても事件当日です。

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撮影当初から私たちの中では、事件当日のことを「Xデー」と呼んでしました。
「Xデー」の撮影は、9月からじわじわと積み重ねてきたもの。先日編集が終わったばかりでまだ、ほとんどのスタッフが全貌を見ていません。
いろんなパズルがはまって、こんな事件の全貌になっていたのかと、皆さん驚かれるのではないかと思います。最終回を見れば、スッキリしてもらえるはずです。

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さらに最終回、あの方が出ます!そう、早苗さん!5話の野バラ荘の撮影以来となった山本未來さん。未來さんも9月の瀬戸内海ロケにはガッツリご参加いただいていたので、あの夏の暑さを経験されているのですが、今回はお互いに完全防寒で再会し、「あんなに真っ黒だったのに、白くなりましたね(笑)」と言われました。ほんとに、みんな白くなりました。10月クールのドラマというのは、残暑の厳しい時期から、冬の寒い時期まで、季節をまたいで撮影するので、現場は大変です。撮影当初は日傘をさしたり、凍った飲み物を用意したり、熱中症にならないように、少しでも涼を取ろうと必死なのですが、今はカイロを張り、ヒートテックを着込み、簡易ストーブを用意して、暖を取るのに必死です。
最終回には、1〜9話の回想シーンも出てくるので、この撮影は夏だったのかな?と季節感も感じながら見ていただくと、面白いかもしれません。そして、早苗さんは今回は希美とどう絡むのか、母子のシーンは必見です。

最後なりましたが、とにかく4か月間の撮影のすべてが詰まった最終回。
Xデーのすべて、そして現代の希美の選択。衝撃のラスト。
どれも見逃せない1時間となっています。

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「Nのために」最終回。今夜10時です。
お楽しみに。

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