現場レポート

金曜ドラマ『神の舌を持つ男』金曜日よる10時から

現場レポート

第9話はいかがでしたか?

みなさん、第9話はいかがでしたかー?
「全く、何も浮かびません……」
ミヤビは逮捕され、成分を感じなくなった蘭丸。
神の舌を取り戻し、ミヤビを救うことが出来るのか!?

さて、第9話でのこと。
たーさんこと高木さんが殺され?、ミヤビに容疑がかかり、庭に集まるシーン。
ミヤビがいたり、女将さんがいたり、芸者さんが来たり……長い長いやりとりだったのを覚えていますか?台本では15ページ。1度のリハーサルだけで15分以上。堤監督も思わず「長いなあ」とつぶやいてしまうほどでした。(舞台のようです)が、出演者のみなさん、セリフは完璧。(どうやって覚えているのか、本当に謎!)

大きなクレーンが用意されました

長いシーンなので、スタッフ打ち合わせも長い!

このシーンで、六平さん演じる田島が「たーさんこと高木さん」と何度も言っていたのは堤監督のアイデアです。「 “高木さん”というセリフ部分は全て、“たーさんこと高木さん”と言ってください」と堤監督に言われた六平さんは「え?全部?が、がんばります。えーっとついつい言い忘れそう」と“たーさんこと高木さん”を撮影直前まで呪文のように連呼し、頭にインプットしていました(笑)。そして本番では“たーさんこと高木さん”と六平さんが言うたびに、堤監督は嬉しそうに笑っていましたよ♪

一方、六平さんアイデアで堤監督にひらめきを与えたのが……毛臼岳の帽子。六平さんが「毛臼岳」とセリフを言いながら帽子をはずしたため、堤監督が大笑い。その場にいた一同が爆笑。さすが六平さん!!ということで、「 “山”というセリフのところ、全部“毛臼岳”に変更してください。そして、その度に帽子を外してください」と堤監督は六平さんに提案し、繰り返された仕草でした。そうそう、六平さんの仕草が佐藤さんはツボだったようで、必死に笑いをこらえていました〜(笑)

“たーさんって言っちゃった!”と光は堤監督と相談し決定

そして、このシーンで判明したのはミヤビの本名と、ミヤビと光と寛治が健康保険に加入していないということ(笑)。
ミヤビの本名、“平良カマドメガ”は台本を読んだ段階からインパクト大だったらしく、「なぜ、“平良カマドメガ”なんですか?」と広末さんは堤監督をジーっと見つめて質問。向井さん、木村さん、佐藤さんも、「まさか、こんな名前とは!他になかったのか」と盛り上がっていました。そして、健康保険問題。「同じだ」と、光と寛治がガックリするのは堤監督のアイデア。「(佐藤さん) “なるほど、借金するはずよの”の部分は、自分と重ねている?」「(堤監督)そうそう。光と寛治は自分と重ねています(笑)」と細かな設定を作り上げていました。

そうしていると芸者たちが登場!
うおー!」と無駄に声を張り上げていたのは……もちろん、堤監督のアイデアです(笑)。「声大きく」「 “うおー”でのけぞるくらい」「売り言葉に買い言葉と言う感じに」と堤監督が指示。猫背さん、肘井さん、信川さんのハイテンションに、向井さん、木村さん、佐藤さんは「何者なんだ?」と大笑い。

猫背さんの迫力に「怖すぎ……」とつぶやいていた佐藤さん(笑)

何度も言いますがとっても長いシーン!だったので、お芝居をしながら仕草や表情の演出が加えられたり、ツッコミセリフが追加されたり、貞奴を冷奴と言わせて見るもナシにしたり、たーさんだか高木さんだか分からなくなったり、と様々なことがありましたが、出演者のみなさんは撮影の合間も楽しそうに会話されていて(誰も台本を見ない!)和やかな雰囲気で撮影は終了しました。

ミヤビが逮捕された第9話。
取調べ室、蘭丸父とのシーンのレポートは後日お届けします!

<追伸>
庭といえば……『神の舌を持つ男』のナビ番組をご覧頂いた方、見覚えがありませんでしたか?“スタァ”として向井さん、木村さん、佐藤さんを紹介していたのが、この庭なんです。覚えていたあなた、『神の舌』マニアすぎ〜(尊敬)

では、9月9日(金)よる10時放送の『神の舌を持つ男』最終回をお見逃しなく!

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