過去の放送内容

2020年11月の放送内容

パラ女子柔道選手 半谷静香さんと環境水族館アクアマリンふくしまの古川健さんとの対談を3週に渡ってお届けします。

出演者情報

半谷静香
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半谷静香 - パラ女子柔道選手

福島県いわき市出身1988年生まれ 32歳
生まれつき弱視。兄の影響で中学生から柔道を始め、大学時代に視覚障害者柔道に出会う。
2011年、東日本大震災の時、福島の実家は被災。
練習場所が見つからず途方に暮れていた時、格闘家・小川直也の誘いで、小川道場に入門。
2012年のロンドンパラリンピックでは日本代表として出場。
その後、リオのパラリンピックにも出場している。

「福島の方々は、私の試合を見て “励みになる” と言ってくれる。
世界の舞台で結果を出して、元気を届けたい」 と抱負を語る。

目標は、東京パラリンピックで金メダル獲得すること。

※視覚障害者柔道
組み合った状態で試合を始め、最後まで逆転の可能性があるスリリングな競技

2012年 ロンドンパラリンピック 7位入賞
2013年/2014年/2015年 全日本資格障害者柔道大会優勝
2016年 リオパラリンピック5位入賞
2017年 ワールドカップ (ウズベキスタン) 銅メダル
2018年 ワールドカップ (トルコ) 銅メダル

古川 健 - 「環境水族館 アクアマリンふくしま」 統括学芸員

1962年生まれ 58歳
2000年に 「アクアマリンふくしま」 開館。
水族館 (アクアリウム) と海洋博物館 (マリンミュージアム) という2つの機能を併せ持つ施設であることから、“アクアマリン” と名付けられた。
ドーム状のガラス屋根の水族館には、1200種を超える動植物や自然環境を再現した環境が展示されている。
古川さんは、開館以来、生き物の教育・普及活動や体験活動の環境整備などを担当。
その1つが、「移動水族館車」。
各地の小学校やイベントに出張し、多彩な熱帯魚が泳ぐ様子を展示したり、実際に生き物に触れられる機会を提供している。
2011年3月の東日本大震災の影響で、水族館は多くの生き物を失い、甚大な被害を受けた。
古川さん自身も自宅が半壊し、避難生活を余儀なくされた。
だがその後、全国の水族館に支援を要請し、同年7月に 「水族館」 は再開。
津波被害や原発事故の影響から蘇った “いわき復興のシンボル” となっている。
古川さんは、「アクアマリンふくしま」 を通じて、「命の教育」 の場を提供していきたいと考えている。

11月の放送ラインナップ

11月3日
二人の世界の魅力
11月10日
震災からの復興
11月17日
二人が挑む未来

アクセス

今月の舞台「泉」へのアクセス方法をご紹介いたします。

ご紹介するスポット

今回は、ご出演いただいた古川さんが勤務されている「環境水族館アクアマリンふくしま」に訪問いたしました。
「海を通して『人と地球の未来』を考える」という理念のもと、楽しく学べる体験型水族館です。

環境水族館 アクアマリンふくしま

住所:〒971-8101 福島県いわき市小名浜字辰巳町50

今月の東北の景色

CROSS LINEの提供枠では、毎回東北の自然美をお届けしています。

環境水族館アクアマリンふくしま

住所:〒971-8101 福島県いわき市小名浜字辰巳町50
常磐線「泉駅」下車、バス約15分+徒歩約5分
福島県小名浜港の隣に立つ、ガラス張りの水族館。
ガラス張りの建物は、空と海の青と一緒に、宝石のような輝きを放っています。

波立海岸弁天島

住所:〒970-0101 福島県いわき市久之浜町
常磐線「久ノ浜駅」下車、バス約5分
福島県四倉と久之浜の中間地点に位置する波立海岸。
海に浮かんでいるかのような弁天島には鳥居があり、鳥居越しに見える御来光が息をのむほど美しい絶景スポットです。

環境水族館アクアマリンふくしま

住所:〒971-8101 福島県いわき市小名浜字辰巳町50
常磐線「泉駅」下車、バス約15分+徒歩約5分
航海の安全を祈るお守りでもあるアクアマリン。
そんなアクアマリンをモチーフにした水族館は、今日も小名浜港に出入りする船たちの安全を見守っています。

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