過去の放送内容

2020年9月の放送内容

車いすテニスの高橋剛志選手と会津漆器の職人の鈴木誠一郎さんとの対談を1ヶ月に渡ってお届けします。

高橋剛志
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高橋剛志 - 車椅子テニス選手

福島県二本松市出身 36歳 LAVA International所属
24歳で骨肉腫となり、27歳の時に左足を切断。
東日本大震災の後、車いすバスケを始めた。
自分より年下で障がいの重い選手が巧みにプレーする姿を見て、競技にのめり込んでいった。
その後、車いすソフト、車いすテニスにまで活動のフィールドを広げた。
複数の競技の練習や試合をこなしながら、マルチプレーヤーとして活躍している。
練習方法やプレイスタイルも独自のスタイル。
トレーニングの一環としてヨガの呼吸法も取り入れている。
競技の傍ら、年間50回ほど学校を舞台に訪問授業も開催。
どんな困難があってもチャレンジしていく大切さを伝えている。

車椅子テニス
2016年 DUNLOP KOBE OPEN Cクラス 優勝
2019年 北九州オープン メインクラス ベスト4

2017年 ワールドシリーズ 2位
2019年Peace Cup 第30回 国際/国内交流車いすテニス大会 セカンドクラスベスト4

車いすソフト
2017年ワールドシリーズ日本代表 3位
2018年第6回北九州車いすソフトボール大会 優勝
2019年全日本車いすソフトボール選手権大会準優勝

車いすバスケ
2019年 全国障がい者スポーツ大会
車いすバスケットボール 北海道・東北ブロック予選会 優勝

鈴木誠一郎 - 会津漆器職人

福県会津若松市出身 69歳 会津漆器 「鈴武」 代表
400年の歴史をもつという会津塗り。全国唯一の木製漆器専門工房が「鈴武」。
代表の鈴木さんは、代々、会津塗りを行ってきた家系に生まれ、幼い頃から職人たちに囲まれて育った。
ものごころついた頃には、自然と会津職人の道を選んでいだ。
会津の四季、磐梯山の恵みである豊富な湧き水、うるしや漆器の原料となる最高級の広葉樹など、会津漆器は会津の豊かな風土によって生み出されてきた。
鈴木さんは、会津漆器ならではの木の温もりを感じてもらい、多くの人に愛用してもらいたいと願う。
東日本大震災の影響で、仕事はほとんどなくなり、多くの職人を解雇して倒産寸前に陥った。
だが、全国のファンから応援メッセージや支援金が送られ、事業の立て直しに成功した。
これからも会津漆器の魅力を国内外を問わず伝えていきたいと考えている。

9月の放送ラインナップ

9月2日
二人の動機
9月9日
困難をこえる覚悟
9月16日
二人の世界の魅力
9月23日
明るい未来

過去の放送内容

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