過去の放送内容

2020年4月の放送内容

パラ水泳の村田奈々選手と南部潜りの潜水士 磯﨑元勝さんとの対談を1ヶ月に渡ってお届けします。

村田奈々
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村田奈々 - パラ水泳選手

岩手県釜石市出身 36歳。水泳自由形 釜石市図書館勤務
小学校の時から運動が好きで陸上や水泳に親しむ。
高校1年の時にハンドボール部の練習中に右足に障がいを負い、その後、車椅子生活に。
知人のきっかけで水泳競技を始めると、数年でトップクラスに上りつめる。
結婚、出産を経て2008年に一時現役を退く。
震災の影響で競技人生の引退も考えたが、娘の励ましをきっかけに、2014年に現役復帰。

2015年日本身体障がい者水泳選手権大会 100m自由形1位 2015年IPC公認リオ・デ・ジャネイロパラリンピック派遣選手選考会 100m/50m自由形1位 2016年IPC公認ジャパンパラ水泳競技大会 100m自由形2位/50m自由形1位 2016年全国障害者スポーツ大会岩手大会 25m自由形1位/50m自由形1位

磯﨑元勝 - 南部潜り 潜水士

岩手県洋野町出身 60歳。
岩手県洋野町が発祥で、120年以上の歴史を持つ “南部潜り”。
70kg以上になる潜水装備で、水深30mで3時間以上も手掴みで漁をする。
重労働で命の危険もある中、海底で長時間の作業ができるのは、熟練の技術があるからこそ。
震災後は、市場の復興を願い、自ら率先して漁を行ってきた。
伝統的な潜水技術を残すため、地元の学生たちを指導していきたいと考えている。

南部潜りで最も知られる海産物が、“海の宝石” と呼ばれる天然のホヤ。
ホヤを殻から外すと、中からオレンジ色の身を覆うように透明なゼリーが現れる。
艶のあるむき身を口に運ぶと、程よい塩気とともに自然な甘みを感じる。
噛むほどに潮風の香りが鼻腔を抜けていき、舌に残るほのかな酸味の余韻が心地よい。

4月の放送ラインナップ

4月1日
水に潜った理由
4月8日
被災した釜石の復興
4月15日
純粋な魅力
4月22日
かけがえのない存在
4月29日
三陸からのぞむ未来

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