インタビュー

真木よう子さん[三木昭子役]

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出演依頼があった際の、率直な感想をお聞かせください

三木昭子という人物が、今までに演じたことのない難しい役柄でしたので、正直戸惑いました。けれど、詳しい内容をうかがい、三木昭子という人物の結末も描いてくださるということでしたので、せひ演じてみたいとお引き受けしました。

三木昭子はどのような人物だと思いますか?

すごく難しい質問ですね。私自身、昭子という人物を演じながら、最初は弓成を愛していたのに、何故このようになってしまったのだろう?と毎日苦しかったです。私自身もそうですが、クールな一面もあれば、可愛らしい一面もある。色々な面を持ち合わせているから “ 人間 ” なんですよね。今、言えることは、昭子という人が、純粋で真面目であるがゆえに、思いもよらぬ行動を起こしてしまうのではないかということ。演じる役の味方であり続けたい私としては悲しくてしょうがないですね。けれど、醜い部分を持ち合わせながらも、自分自身と葛藤している人物が一番魅力的だと思いますし、私は三木昭子という人間がすごく好きです。

昭子には、弓成の妻・由里子はどう映っていると思いますか?

いわゆる、不倫した相手の奥さんっていう感じではないのかなと。そこが、昭子の心底悪い人間ではないところのような気がします。これは正しい答えではないのかもしれませんが、“ 弓成によって傷つけられた同じ立場の女性 ” くらいに思っていたのではないでしょうか。

由里子を演じる松たか子さんとの共演はいかがですか?

現場でいらっしゃる松さんを見ていると、「やっぱり、由里子は松さんで、昭子は私だなぁ」と思いますね(笑)。昭子が由里子に対して感じている敗北感に近いものを私も松さんに感じてしまいます(笑)。まだ、ちゃんとした絡みのシーンがないので、由里子と昭子のシーン撮影が、とても楽しみです。

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もし、真木さんが由里子を演じていたら?

私には、まだ早いですね。由里子を演じられる器がないと思います。由里子という人は、“ 自分よりも愛する人のことを考える人 ” なんです。私自身がそういう人間にならないと、演じても説得力がないと思います。

本木雅弘さんとの共演はいかがですか?

本木さんとは初共演なのですが、テレビで拝見していてすごくカッコイイ人だと思っていましたし、実はファンで憧れていました(笑)。実際にお会いしたら、本木さんはこの言葉を嫌がるのですが、とてもチャーミングで気さくな方でしたね。プライベートではチャーミングなのに、弓成になると180度違うというか、変身するんです。いい意味で緊張感や威圧感がなく、バランスの取れた器用な方だなと思います。

昭子の夫・琢也を演じている原田泰造さんとの共演はいかがですか?

泰造さんは、本当に素晴らしい役者さんだと思います。本業はお笑いの方ですが、すごく情熱を持っている方です。私が100%で演じると、泰造さんは120%で返してくれますし、お芝居に対しても、相手に対しても思いやりがある。ですから、共演していて楽しかったです。もっともっといろいろな役でもご一緒したいなと思います。

最後に、視聴者のみなさまにメッセージをお願いします

昨年は震災など、日本中が悲しい気分になってしまう出来事がたくさんありましたが、日曜劇場『運命の人』は、日本人の感動と希望を描いた素晴らしい作品になっていると思います。幅広い年代の方に見ていただき、たくさんのことを感じ取っていただきたいと思っております。ぜひご覧ください。

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