スタッフ日記

2012年3月1日(木曜日) 運命の!?AP日記[ファイナル]

みなさまこんにちは。
とうとうこの日が来てしまいました…ついに今日、「運命の人」最終回です!!!!
AP日記もファイナルとなりました。

思えばあれはちょうど1年前の2011年の3月半ば、震災で局全体が慌しい雰囲気の中、
もう動き出していた「運命の人」チームに合流してから、
はや一年が過ぎようとしています。

毎日のように国会図書館に通い、調べものをして、
複写受付の方と仲良くなって「そういえばこんな資料があったよ」と教えてもらったり、
本を読みすぎて、昭和57年生まれなのに昭和40年代のことに異様に詳しくなり、
居酒屋で見知らぬおじ様方と昔の東京話で盛り上がったり、
そんな、ひたすら下準備の毎日から、スタッフが一人、また一人と合流して
大きなチームになってゆき、キャストのみなさんが合流し、撮影が始まって、
熱い沖縄や雪の日光や、名古屋や宇都宮や静岡や、雨の日や風の日や、
いろいろな時間をこのチームのメンバーと過ごし、
泣いたり笑ったり、寝食を共にしたこの一年間。
ドラマ制作の現場に入ってまだ4年ほどの未熟者ですが、
本当に本当に密度の濃い一年間でした。

OAが始まり、撮影現場と編集と様々な準備とが重なって苦しい時、自分に負けそうな時は、
皆様からのメッセージを読んで、「また明日もがんばろう」と思っていました。

つい先日も、疲れがどっと押し寄せ、気力がなかった時にふとファンメッセージのページを見たのですが、
「このドラマを毎週自分のことのように楽しみにし、生きる上での道しるべのようにして視聴していた人々が数多くいることを制作側の人々は誇りにしてください」
というお言葉を頂いているのを見て、本当に泣きそうになってしまいました。

その他にも、ドラマの登場人物を、自分のことのように喜んだり悲しんだり、憤ったりしたくれている方のなんて多いこと!
自分に負けないで本当によかったな、と思いました。
この場を借りて、メッセージをくれた皆様に深くお礼を申し上げます。
私たちに元気と勇気を下さって、本当に本当にありがとうございました。

さて、最後のスタッフ日記。
恒例となったキャストの思い出エピソードはもちろん!!
主演の本木雅弘さんです。

本木さんは、いろいろな意味で、チームのリーダーです。
そして、こんなに愛される主演俳優なんていないんじゃないか、と思うほど、
スタッフも、キャストの皆さんも、本木さんのことがとってもとっても大好きでした。

チャーミングで、ユーモアがあって、そして本当にお芝居に対して、作品に対して真摯で誠実な本木さん。
気配り上手、盛り上げ上手な方で、APの私は何度助けて頂いたことか…
しかし、本木さんに「チャーミング」「ユーモアのある」という形容詞をつけると
本木さん本人に怒られるという…
(その言葉は何かをごまかしている気がする、というのが本木さんの弁です)

差し入れはもちろん、素晴らしいものを本当にびっくりする程の量・回数で頂きました。
必ず、全スタッフに行き渡るよう事前に綿密に計画し、
みんなが疲れてきたりお腹がすいてきたりする一番いいタイミングで
差し入れしてくださるという完璧さ。

いつも皆を楽しませようとして下さるので、
出演者の方の誕生日やクランクアップのときに、花束の贈呈をお願いすると、
ただ渡すだけではなく、ステップやターンをして下さったりしました。

本木さんがクランクアップしたときには、うまく言えませんが
自分の中の大事な何かがなくなってしまったような気がして、
不思議な喪失感に苛まれました。(笑)

うっかり好きになってしまう、そんな不思議な魅力のある方です。
今回の弓成亮太という男は、今まで演じたことがない役で、作品の性質上難しい専門用語も多く、方言もあったりして、とても苦労なさったと思います。
それでもいつもチャーミングで、本木さんが来ると現場に活気がでるような、
そんな素晴らしい方でした。

こんなことを書いていると、本当に終わってしまうんだなと思います。
現在、3月15日金曜日の23:53です。
先ほど最後のMAが終わり、少しだけ手直しをして納品、
あとはOAを待つのみとなりました。

最後に皆様にお伝えしたいのは、
これまで観てくださって本当にありがとうございました、という感謝の気持ちと、
最終回、絶対に見てください!!ということです。
みなさまの運命の作品になれますように。

最終回、今日よる9時からです。
どうぞ宜しくお願い致します。

「運命の人」AP 佐野亜裕美

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