毎週日曜よる9時
テンポとタイミングがとても速いので、シーンによっては息切れすることもあります (笑)。晴子の時間は、全てにおいて楽しいですね。豪快で、ポジティブで、ストレートなので、ある意味晴子に憧れている点もあります。
実は、以前から好きな役者さんだったので、撮影に入る前は “緊張” が先立っていたのですが、お会いして 「 なんて穏やかで、優しい方なんだろう !! 」 と驚きました。お芝居を一緒にやっていても 「 もう少し強めにいこうか 」 とか 「 ココで踊ってみようか 」 とか色々アドバイスを頂けるので、すごくノビノビと思いきってやる事が出来ています。勉強になりますし、すごく感謝しています。
撮影に入る前に “衣装合わせ” というモノがあって、演じる人物がどういう洋服を今後着ていくのかという方向性を決めるのですが、今回は今まで演じてきたキャラクターの中で、一番多くの衣装に袖を通した衣装合わせでした。スタッフの方から 「 ちょっと不思議な感じにしたい 」 という要望が出ていたので、晴子が着ているものは、不思議なものを集約した感じですね。毎回、目がチカチカするようなものばかりです (笑)。私の人生の中で初めて着たものばかりなので、未知との遭遇でしたが、最近は着慣れてきたのか、逆にこういう方がホッとしますね (笑)。始まった頃は 「 どんな風に着るんだろう?」 と迷ったりして一人では着られなかったのですが、最近は一人で着られるようになってしまいました…。
この役をやらせて頂くようになってから、仕事で関西へ行くたびに、おばちゃんをチェックするようになりました。でも、晴子よりもっとスゴイです (笑)。彼女達を参考にさせて頂きつつ、“全身豹柄” とかも何かの機会に入れていけたらなぁと思っています。
38歳のおばちゃん (晴子) の感覚で見ると、いい人過ぎて心配ですね。悪い女の子にだまされないでね、将来幸せになってね、と親戚のおばちゃん状態で見守っています。
明日からでも使えそうな “ためになる事” が詰まっているドラマですよね。さらに、新しい試みをたくさんやっていて、「 テレビドラマってこんな時代になったんだ!」 という発見が出来ると思いますので、楽しく受け取って頂けたらと思います。