インタビュー

香川真琴役 芳根京子さん

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オーディションで主演が決まったときのお気持ちというと?
 とにかくビックリで、それが本当のことなのかわからなくて、すごく不思議な気持ちになりました。それから、嬉しさが湧きあがってきた感じです。今までも“うれし泣き”をしたことはありましたけど、「嬉しいという感情でこんなに涙が出るんだ!」と思ったほどでした。今まで、マネージャーさんから「オーディションに受かったよ」と聞かされたときは「わーっ、やったー!」というように叫んで喜んでいましたけど、このドラマのときはビックリして声も出せず、ただ涙だけが溢れてきて、今までに感じたことのない気持ちでした。

クランクインする前に、まず合唱練習からスタートしたとのことですが…
 合唱というと、音楽の授業での経験しかなかったので「これからどうやって練習していくのだろう?」ということと同時に、「どこまで上手くなれるのかな?」という不安がありました。ドラマのタイトルにも“合唱”と入っていますし、周りの方からも「歌を歌うんだね」って、たくさん声をかけていただいたので、正直、プレッシャーを感じていました。それに第1話では、私が一人で歌うシーンもあるので、「これは騙せないぞ…」と考えちゃいました(笑)。

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実際にどのような合唱練習をするのですか?
 まずは、良い声を出すための基礎作りとして、体幹を鍛えるところから始まりました。体幹を鍛えるためのエクササイズをするのですが、どうやら私、人よりも筋肉が少ないらしくて(笑)、この体幹を鍛える運動は本当にツラかったですし、まさかこのお仕事で筋肉痛になるとは思ってもいませんでした。その様子だけを見ると、何の部活かわからないと思います。吹奏楽部で活動していたときも、体育会系のノリでハードな運動をやっていましたけど、それに負けないくらいキツいトレーニングなので、おかげさまで筋肉が付きました! 1か月の特訓でこれだけ筋肉が付くなら、ドラマの撮影が終わる頃にはみんな腹筋割れているねって話しをしています。
 この体幹トレーニングが終わってから、発声練習やハーモニーの練習です。最初は、どこまでできるか不安を抱えながらの練習でしたが、練習を重ねていくうちに「お、お腹から声が出ているぞ」とか、今までの自分とは違う歌い方を感じることが徐々にできてきています。

合唱についての思い出や何か思うところというと?
 もともと音楽が好きでピアノやフルートもやっていますし、合唱曲を聴くのも好きだったのですが、このドラマに関わることで、あらためて合唱の魅力を感じています。特に、学校での合唱経験というと学年やクラス全員での合唱でしたが、今回は人数の少ない合唱部が舞台ということで、より一人一人の声が大事になってきます。大勢だとごまかされてしまうところも、人数が少ないと一人がズレただけで全体がダメになってしまうので、その責任感は全く違いますし、それが良い刺激になっていると思います。それは、お芝居にも通じるところがあって、お互いが責任感を持つことで、きっとより良いドラマになると信じています。

その後、台本ができてくるわけですが、まず第1話の台本を読んだ感想というと?
 まずは、真っ直ぐで不器用な真琴のキャラクターがすごく印象的で、愛すべき存在というか、こんな友達がほしいと思いました。それと、真琴みたいにすごくポジティブな人間になりたいとも思って、真琴のことを尊敬しちゃっています(笑)。

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撮影初日を迎えたときのお気持ちは?
 香川県の小豆島でクランクインしたのですが、初めての現場に入るという緊張感と同時に、ちょっと寂しい気持ちがありました。それというのも、今まで一緒に合唱練習してきたみんなもいませんでしたし、真琴の家族が離ればなれになるお別れのシーンから撮影に入ったので、それだけ寂しさを感じたのだと思います。
 まずお別れのシーンから撮影が始まるということで、いろいろ不安はありましたが、実際に船へ乗り込んで、島に残る家族や真琴の友人たちに見送られると、涙が止まりませんでした。撮影の前日に小豆島に入って、「ここで真琴は暮らしてきたんだな…」と感じながら島を回れたおかげもあって、お別れのシーンでは一気に真琴の気持ちに入れたと思います。
 撮影に入る前までは、「大切な別れのシーンから撮り始めるなんてどうしよう…」と思っていましたけど、逆にここから撮影が始まったことで、根性みたいなものは付いたかもしれません(笑)。そこを乗り越えたし「あとはみんなと一緒に頑張れる!」という想いが大きくなったので、これから益々頑張れると思います。

香川真琴を演じる上で気をつけているポイントというと?
 セリフの一言一言について、どうやったら真琴らしく言えるか? というところを大切にしていきたいと考えています。真琴は、ちょっと人とは違う感性の持ち主なので、そういった部分を感じてもらえるよう演じています。セリフによっては、ちょっと言い過ぎにとらわれがちなものもあると思うのですが、そんなセリフでも真琴が言うことで許されてしまうというか、憎めない愛されキャラとして、ドラマを観ている方に受け入れていただけるよう、監督にもいろいろと相談に乗っていただきながら頑張っています。

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撮影現場の雰囲気はいかがですか?
 このドラマのようなきっちりとした学園モノは初めてで、学園モノって、本当の学校みたいということはよく聞いていましたが、本当にそうなんだということがわかりました(笑)。スタッフさんとの距離も良い感じですし、撮影現場へ行くのも、なんだか学校の部活みたいな感覚になりますし、和気あいあいとした雰囲気です。でも、ただ仲良くワイワイしているだけではなくて、仕事仲間でもあり良きライバルでもあるみんなと一緒に、お互いを高め合える関係性を感じています。

生徒役以外のキャストについての印象はいかがですか?
 城田優さんや神田沙也加さん、平泉成さん、高畑淳子さんほか、みなさん初めてお仕事をさせていただきます。まだ撮影が間もないので、それほどお話をする機会はありませんが、先日の合唱のシーンでは一日、城田さんと撮影が一緒でした。そのとき、お芝居や合唱について「こうしたらもっと良くなるよ」と、いろいろお話をいただきました。もう、本当の先生のように頼りにさせていただいています。
 神田さんは、バラエティー番組の撮影でご一緒させていただいたとき、私が「どうしよう、どうしよう…」って、本当に緊張していたのですが、「大丈夫だよ」って、本番の最中にずっと背中をさすってくれたんです。お母さん役の堀内敬子さんも川平慈英さんもとても優しいですし、それにみなさん歌もとても上手なので、素敵な歌声を生で聴ける喜びも感じています。それこそ夢の世界にいるような気持ちですね。

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これからの撮影で楽しみにしていることはありますか?
 もう高校は卒業してしまっているので、ここであらためて“ザ・学園モノ”というか、王道の学園ドラマらしいことができたらいいなと思っています。今後、学校生活や部活がどう描かれていくのか、とても楽しみにしています。
 部活のように、みんなと頑張って何かをするのが大好きなのですが、みんなで一丸となって作り上げていくドラマのお仕事が好きですし、みんなでハーモニーを作っていく合唱も楽しみで仕方ありません。
第1話の合唱曲を撮り終えたとき、そこで大変だなと感じてしまったら、この先辛くなるばかりだったと思いますが、とっても楽しかったので、これからの撮影もすごく楽しみです。

最後に、このドラマのどんなところを観てほしいですか?
 やっぱり、まずは合唱です! メジャーな合唱曲はもちろん、懐かしいJポップなどなど、いろんな曲が合唱で登場するので、そこは楽しみにしていただきたいです。みんなで頑張っていますので、その頑張りも見ていただきたいですし、真琴の頑張っている姿やパワーも感じてほしいです。真琴からのパワーをみなさんに受け取っていただきたいですし、そうできるよう私も頑張って真琴を演じますので、毎週金曜日の楽しみとして、ご家族みんなでご覧いただけると嬉しいです。

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