磯山Pの撮影日記

vol.12

2012年12月17日

皆さん!お疲れさまでした!
最後まで応援、ありがとうございました!
無事に最終回を放送出来たので、ホッとしています。
そして、皆さんの、熱い、熱すぎるコメント、本当にありがとうございました。
何度励まされたことか分かりません。
まだ1カ月くらいこのHPはあるらしいので、是非とも、更なるメッセージをお寄せ下さい。

もう打ち上げさえ、1か月も前のことなんですよね。
11月中旬の京都で、4か月ご一緒したキャスト・スタッフさんたちと楽しく打ち上げをしました。印象深かったのは、平山くんが(どうもすごくお酒が強いらしい…)ご挨拶される際、「堺さんに『酔うスピードに差がありすぎるから、打ち上げの前に飲んできて』と言われたので、東京で飲んでから来ました!」とすでに出来上がっていたことです。正勝もよく伝右衛門と飲んでましたが、あれは朝まで続くやつみたいです…。
そうです、前回のクランクアップシリーズの時に平山くんが「心が折れそうになりました」と言ったのは、正勝の切腹した後の姿勢が辛すぎて、しかもあの姿勢のまま、合成カットを撮らなければならず、長時間に渡る本当に過酷な撮影だったからです。(やっと言えてすっきりした…)
そして多部さんの真摯な挨拶もあって、私はまたもらい泣きしました。その直前までくじ引き大会の司会を買って出てくれて、「アイパッドミニが欲しいか〜!」って叫んで、皆を盛り上げていたのに、ご自分の挨拶になったら「家光の役が重くて、どうしたらいいか分からなかった」と涙…、もうどっちも可愛い過ぎて失神しそうになりました。
二次会では、私の念願だった夙川アトム氏の「ずきあかのちゃんねー」というネタを生で見れて(っていうか強引にやっていただいたのですが)、とても嬉しかったです。そんな皆の騒ぎの後ろで、よしなが先生は尾美さんと話し込んでいました。後で聞いたら尾美さんに「鬼平犯科帳」について滅茶苦茶詳しく伺うことが出来て、幸せだったとのこと…本当によしなが先生は根っからの時代劇ファンなのです。
4か月も京都でご一緒したので、普通に東京で撮影するよりも、皆さんとの人間関係が濃密だった気がします。だからこそ『大奥〜誕生』は、キャストとスタッフの渾身の作品になれた気がするのです。実際に私もスタジオで何度も「芝居って凄い」と心から思うことが出来た現場でした。神山さんの脚本を堺さんや多部さんが、さらにさらに昇華させる作業を間近で見ることが出来て、とても幸せでした。
このお二人の芝居の良さは「努力」に裏打ちされているところがとても好きです。簡単に出来ているように見えていますが、それは死ぬほど考えているから、練習してるから、役を感じているから、そして才能があるから、なんですよね。本当にすごい役者さんだと思います。
田中くんは誰にも文句を言わせない、「生まれながらの玉栄」だったし、平山くんの正勝もご本人の不器用な感じと相まって、とても魅力的でした。南沢さんもあの若さで二人の子持ちの役は難しかったと思います。
また、尾美さんや段田さん、内藤さんの抑えた芝居が、ドラマ全体をしっかりと支えてくださいました。撮影しているときはそれほど感じないのですが、編集し終わると見事に効いてくるのです、そのお芝居が…。そして麻生さんの自由で怖くて面白い春日局は、私のドラマPの経験の中でも類を見ないほどの魅力的でした。
本当にキャストの皆さんの演技力に恵まれました。
さらに、時代劇ド素人の私や金子や渡瀬や藤江さんに、今まで培ってきた時代劇の経験や知識を惜しげもなく貸してくださった、東映太秦撮影所の皆さん、全員に、本当に感謝しています。ありがとうございました。
また、どこかでお会いできますように、頑張ります!

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