1996年12月9日〜1997年10月27日(全43話

あらすじ:

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第41話(1997年10月13日放送)

 黄門さま(佐野浅夫)一行は温泉街、塩原に着いた。温泉宿のおかみ小夜(松本友里)と、宿の女たちが魚を捕まえるやなを点検に来ると無惨にもひどく壊されていた。土地のやくざ、風神の鬼政(南祐輔)の子分、寅松(堀田真三)たちの仕業だ。
 さらに寅松たちは小夜に乱暴しようとする。見かねて助さん(あおい輝彦)格さん(伊吹吾朗)が止めに入ろうとすると、どこからか白狐の面をかぶった男が現れ、子分たちをたたきのめして去って行った。見事な槍さばきに黄門さまは感心する。
 一行は小夜の宿に滞在することにする。
 鬼政は、旅館から高額の上納金を巻き上げていると聞き、黄門さまは腹立たしい。鬼政の後には勘定奉行の猪塚(中田浩二)がついており、勝手のし放題。さらに猪塚は商人の三國屋(二瓶鮫一)とも手を結び、塩原一帯を我がものにしようと企んでいることもわかった。
 しかし、鬼政たちが悪事を働くたびに狐が現れ、悪党を懲らしめていたのだ。猪塚、鬼政にとって狐は邪魔でしょうがない。ある夜、小夜が滝修業に行くといって出掛けた。女の一人歩きに不安を感じ、助さんがあとをつけると、小夜は洞窟で幼なじみの若者、都築采女(石橋保)と会っていた。
 采女の父、源太夫(疋田泰盛)は猪塚の悪巧みに気付いたため、殺されていた。采女は塩原に身を潜め、仇を討つ機会をうかがっていたのだ。狐に変身し、鬼政たちを懲らしめていたのは、采女だったのだ。
 狐が槍の名手だと聞き、狐が采女だと気付いた猪塚は、罠を仕掛け采女を捕らえてしまう。小夜も一緒に捕まった。
 猪塚は采女を助けたければ、自分のものになれと、小夜を脅迫する。
 その時、また正義の狐が現れた。仲間がいたのか…と狼狽する猪塚。今度の狐は黄門さまに、助さん、格さん、それにお銀。狐に身を借りて、黄門さまは悪を成敗する。


第42話(1997年10月20日放送)

 黄門さま(佐野浅夫)一行は結城に到着した。紬や桐細工で有名な結城だが、街には桐を勝手には使えないという代官所の立て札が立ち、穏やかでない。黄門さまたちも十手持ちの鱶蔵(トニ譲二)から、来た早々速く立ち去るようにとすごまれ、様子が変だ。
 一行は、紬問屋、茜屋惣右衛門(平野稔)の店で見事な紬を見せてもらい感心する。しかし、茜屋は代官の久能木(睦五朗)から法外な上納金を要求されると暗い表情をする。前の代官が急死して久能木に代わってから、無理難題を言われ、人々が困っているという。
 ところで、桐下駄の職人、源太(佐藤健)は仕事ができないならば、ほかの土地に移ろうと、妹のお絹(堀江奈々)に相談する。富三とお絹の父親は兄弟を捨て、行方不明になっていた。
 さて、茜屋では、江戸から鶴吉(鼓太郎)が帰れば、上納金を払うことになっていたが、鶴吉は結城を目の前にして鱶蔵の子分に襲われる。飛猿(野村将希)が救けるが、金を奪われてしまった。
 鶴吉からその事を聞き、お絹は体を売ろうとする。鶴吉とお絹は恋仲だった。お銀(由美かおる)がお絹を救う。
 一方、お銀と飛猿が助けた行き倒れの男こそ、富三、お絹の父親、伊予平(垂水悟朗)だった。二人には顔向けができないと、伊予平。せめてもと、お銀にかんざしをたくすのだったが…。


第43話:最終回(1997年10月27日放送)

 世直し旅を終えた黄門さま(佐野浅夫)一行は、江戸へ帰ってきた。お新(宮園純子)が営むそば屋の近くで、一行は不審な浪人たちに襲われた。人違いのようで浪人たちはすぐに立ち去ったが、物騒な話しだ。
 一方、別行動のお銀(由美かおる)と飛猿(野村将希)は黄門さま一行に似た老人とお付きの四人組を見かけた。浪人たちは黄門さまたちとこの一行を間違えたらしい。
 四人組は弘前藩の国家老、相良四郎衛門(滝田祐介)とそのお供だった。弘前藩ではお世継ぎを巡る騒動が持ち上がっており、相良はその解決のため密かに江戸に入ったのだった。
 弘前藩では寿千代(ひさちよ・竜小太郎)が正式な世継ぎに決まっていたが、江戸家老の宇田兵部(河合伸旺)と物産問屋の大口屋(中村靖之介)がお稲の方(香山美子)の子供、松樹丸(川名浩介)に継がせようと画策していた。
 宇田は寿千代を毒殺しようと強引な手段を考えていた。争いを好まない寿千代は、自ら身を引こうと江戸屋敷から抜け出し、寺に身を潜める。
 その寿千代をお稲の方が訪れる。自分は宇田たちに組するよう演じていたが、それは本意ではなく、寿千代が跡目を継いで欲しいと話した。黄門さまもそれを知り、情け深い解決をするのだった。
 江戸を発った黄門さまは、水戸で久しぶりに穏やかな日々を過ごすのだった…。



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