1996年12月9日〜1997年10月27日(全43話

あらすじ:

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第36話(1997年9月1日放送)

 黄門さま(佐野浅夫)一行は、新庄に着いた。黄門さまは、藩の御用を務める米問屋の神室屋の跡取り、清太郎(てらそま昌紀)が大変な放蕩息子で、内儀のおりえ(岩本多代)はじめ周りの者が心配していることを知った。
 今回一行とは別行動の助さん(あおい輝彦)、そんな事とは知らず、清太郎と意気投合して、派手な芸者遊びで羽目を外してしまう。銀奴のお銀(由美かおる)にその現場を見られ、なんともばつが悪い。
 清太郎の遊びは止まるところを知らず、店で働くお佳代(村上聡美)や番頭の佐兵衛(梶本潔)も目を覚まさせようとするが、清太郎は聞く耳をもたない。黄門さまは、清太郎と一緒に遊んだ助さんに罰として、改心させるよう命じるが、助さんはなす術がない。
 さて、そんな神室屋に悪の手が伸びる。清太郎の叔父で廻船問屋の新田屋(頭師孝雄)が、次席家老の諸井(望月太郎)を巻き込んで神室屋の取り潰しを企んだ。その後、おいしい仕事を独占しようという魂胆だ。
 清太郎の遊び癖が直らなければ、神室屋が無くなってしまう。店を潰しても何とか息子を立ち直らせたいと願う、おりえの母心に動かされ、黄門さまは、清太郎を反省させ、悪を懲らしめる手段を考える…。


第37話(1997年9月8日放送)

 上山に着いた黄門さま(佐野浅夫)一行。突然の豪雨に会い、湯治客相手の安宿に泊まることになった。
 旅の疲れを癒そうと温泉に入った八兵衛(高橋元太郎)は、どこからか女の泣き声が聞こえるという。助さん(あおい輝彦)も耳をすますが、何も聞こえない。
 旅籠には足止めをくった客が何人も泊まっている。やくざ風の忠次(片桐竜次)、行商人の音造(入鹿尊)、おこう(千うらら)夫婦、善作(松熊信義)、おせん(速水典子)、新吉(ひかる一平)ほか何人もが雨が止むのを待っていた。
 その夜、おせんが突然客の中に泥棒がいると叫びだした。懐の金が無くなったという。役人を呼んでくれと、おせん。忠次は反対する。人には言えない事情の客もいることが分かる。
 激しく表の戸を叩く音がして地元の目明かし、羽黒の権蔵(野口貴史)と子分たちがなだれ込んできた。権蔵たちは旅籠中を家捜しする。駆け落ち者を捜しているらしいが、誰も見つからず、帰って行った。
 さて、翌日も雨は止まず、飛猿(野村将希)と弥七(中谷一郎)も旅籠にやって来た。客の一人の雲念坊(大前均)が雨が上がるよう祈祷することになる。
 その祈祷の後、おせんが死体で発見された。口に小判が入っていた。殺されたようだ。客の中に下手人がいるのだろうか?意外な犯人が浮かび上がる…。


第38話(1997年9月15日放送)

 黄門さま(佐野浅夫)一行は二本松に着いた。鬼婆伝説の安達ヶ原が近い。
 黄門さまは、有賀進之助(竹脇無我)が、用水路造りのために測量をしていることを知って、頼もしく眺めていた。そこに、年貢を納められない農民のために奉行所に相談に行った庄屋の仁左衛門(柳川清)が、やくざものの大五郎(岡田正典)に乱暴されているという知らせが入る。進之助とともに助さん(あおい輝彦)、格さん(伊吹吾朗)が駆けつけ、悪者をたちまち蹴散らした。
 進之助は算学の達人で、家老や郡奉行にも頼りにされているという。しかし、町奉行の横森軍兵衛(入川保則)は進之介を快く思っておらず、測量を邪魔したり、進之介の味方の仁左衛門たちに嫌がらせを仕掛けたりするのだった。横森は進之介の妻、織江(大塚良重)に横恋慕している。
 郡奉行の富倉主計(近藤洋介)は、進之介の計画どおりの用水路造りを進めようとするが、ことごとく横森の横槍が入り、実行に移すことができない。ならばと、進之介は商人たちから出資者を募り、工事を始めようとする。完成すれば、人々の暮らしが豊かになる。
 せっかく集めた資金を、横森の息の掛かった大五郎が、横取りする。それは飛猿(野村将希)の活躍で取り戻すことができた。
 横森は、さらに進之介を陥れようと、藩主丹羽長次(中吉卓郎)を襲い、進之介の仕業と見せようと企むのだが…。


第39話(1997年9月22日放送)

 黄門さま(佐野浅夫)一行は会津に着いた。全国でも名高い酒どころだ。黄門さまは、隆太郎(早川翔吾)という少年と知り合う。
 隆太郎は母親のお久(千野弘美)と共に、酒の蔵元、真左衛門(佐藤英夫)を訪ねて来たのだが、真左衛門は自分には孫はいないと、そっけない。隆太郎をたちの悪い物乞いだと言って追い払ってしまう。
 黄門さまはお久から事情を聞いた。隆太郎の父親、雄吉(伊庭剛)は真左衛門の下で働く職人だつた。しかし、真左衛門たちと酒造りの意見が合わず、お久と共に飛び出してしまった。雄吉は懸命に修行を重ね、自分の酒を完成させるが、その直後に死んでしまう。
 雄吉の夢の酒を一口だけでも味わってもらおうと、お久は隆太郎と共に会津に帰ったのだが、やはり真左衛門はお久を許してはいなかった。
 ところで、会津には江戸にいる殿さまの酒自慢のために、真左衛門の酒を江戸に送ることになった。
 真左衛門に対抗する造り酒屋、岩代屋(宮野琢磨)は次席家老の金野(大門正明)に頼みこみ、真左衛門の追い落としを計る。真左衛門の酒に細工をし、献上できないようにしようというのだ。
 悪だくみを知らせに来た隆太郎に、真左衛門は聞く耳を貸さない。黄門さまは頑固な真左衛門を論し、悪者を懲らしめようとするが…。


第40話(1997年10月6日放送)

 黄門さま(佐野浅夫)一行は白河に着いた。黄門さまたちが河原で休もうとしていると、若い女おきよ(堀川早苗)が山の上から落ちて来た。
 幸い大きなけがはなったが、頭を打ったらしく記憶を無くしている様子だ。翌日、すこし目を離したすきに、おきよは川に身投げをしようとした。何か悲しい訳があるに違いないと感じる黄門さまだった。
 お銀(由美かおる)たちの活躍で、おきよは豪商の卍屋与兵衛(田端猛雄)の使用人で、与兵衛の息子孝太郎(西川弘志)と恋仲だということがわかる。将来を誓い合った二人だが、最近、与兵衛が強引に勘定頭、大貫左門(原口剛)の娘、おはつ(愛禾みさ)との縁談を進めていた。
 と、いうのも与兵衛は大貫と次席家老、田所軍兵衛(外山高士)の後押しを受けて、藩の商いを一手に握ろうと企んでいたからだ。それを知って身を引こうとしたおきよだが、あきらめきれず、身投げをしたところ、黄門さまたちに助けられたのだった。
 ところで、与兵衛と大貫たちの悪だくみに反対するのは勘定奉行の松浦久太夫(松本浅生)だけだ。その松浦も卑劣な手段で始末した与兵衛たちは、孝太郎とおはつの祝言を急いで挙げようとする。
 さて、花嫁衣装に包まれて現れたのは、おはつではなく、おきよだった。黄門さまの悪退治が始まる。



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