現場レポート
VOL.7 2016年7月17日
みなさんこんにちは!
「海の日」のハッピーマンデーを絡めました7月の3連休の中日、ついにスタートいたしました日曜劇場「仰げば尊し」、第1話はいかがだったでしょうか? ちなみに、本日の“チーム仰げば尊し”はというと、
本日はスタジオにて、絶賛第3話の撮影中です。第3話の演出を務める吉田健さん。生徒さんたちに対して、いろいろと指示を出している一コマです。ドラマファンの上級者の方ならご存じかと思われますが、吉田健さんというと、「高校教師」や「人間・失格〜たとえばぼくが死んだら」「未成年」「聖者の行進」などTBSドラマの名作を数多く演出したディレクター! そんな方がこの「仰げば尊し」をどう描くのか?
ちょっと気が早いかもしれませんが、ぜひぜひ楽しみにしてもらいたいところ…。
と、そんな撮影の最中、
大成くん受難の図…!?
桑田や高杢、安保に何を詰め寄られているのかっ!?
演出的に周りの生徒さんたちは、高圧的な不良チーム対して嫌悪感をもった表情を見せていますが、ドライが終わると、大成くんの怯えた表情を見て思わず笑いが起きていたんですよw
そんなスタジオの紹介はこれくらいにさせていただき、第1話の撮影現場の様子を紹介させていただこうかと思います。
第1話の中、青島や木藤良たちがバンド活動をしていた過去の様子、文化祭での乱闘シーンの撮影を準備しているところですね。
こちらは、千葉県は某所の高校へお邪魔して撮影がされました。そう、樋熊先生が生徒たちにあいさつをしていた体育館と同じ場所です。
ほどなく、楽器の準備ができたところで、
セリフと動きを確認するドライの前、サウンドチェックがてらちょっと音を出すヤンキー5人衆です。岳くん、ベースの構えも様になっています♪
ちなみに、バンドでアルトサックスを担当する木藤良を演じる真剣佑くん、実際にサックスも吹けるのですが、番組公式twitterをチェックされている方なら、ピアノを弾いていく真剣佑くんの姿にドキドキした方は多かったはず。あの呟きのあと、ざわついていましたもんねw
そして、虹郎くん演じる青島はギター&ボーカル担当ですが、この写真のように、鍵盤でも遊べちゃいます。
(ギターを構えた虹郎くんは、オアシスやレッドホット・チリ・ペッパーズの曲などを披露してくれていました♪ …レッチリの「scar tissue」ってああやって弾くのか…などと、こっそり虹郎くんのギタープレイをコピーさせてもらいました)
一方、ドラムセットには、
高杢を演じる太賀くんが、セットのバランスを調整中…。
そして、練習がてらドラムを叩き出す太賀くん、その中で「ドンドンダンっ、ドンドンダンっ」とクイーンの名曲「WE WILL ROCK YOU」のイントロを叩き出すと、
彼らのライブを見に来ているという設定で集まっていた、吹奏楽部メンバーほかエキストラのみなさんも、そのリズムに合わせて手拍子&足拍子を始めるという、まさしくライブ会場のような一体感が発生♪
この曲のドラムフレーズ、CMでもよく使われているので、曲名を知らない方でも、耳にしたことはあるはず…
そんな盛り上がりをみせるオーディエンスとステージを、大きなクレーンを使い撮影されたシーンに続きまして、オーディエンスの後方から、不良チームが登場!
「ステージの前に並んだら、ボールをみんなに回して対峙しましょう」云々、第1話の演出を務めた平川雄一朗ディレクターが、大乱闘となる殺陣シーンの手前までの動きを確認〜指示していきます。
そして、パイプいすを投げつけられ、ついに堪忍袋の緒が切れた青島の「てめぇ!!!」という咆哮をきっかけに、乱闘スタート。
大人数での乱闘シーンなので、各グループごとにアクションを確認しつつ、それぞれの動きが固まったところで、今度は同時に動いて、バランスを確認していきます。殺陣の演技を見ていた吹奏楽部チームの面々、その迫力に「うぁ〜っ!」と思わず声が上がるほどでした。
そんな撮影も、いよいよ佳境へ!
青島の心理を説明するディレクター・平川さんの言葉に、
「わかりやすく(悲しい感じ)ですか?」
と確認する虹郎くん。
その悲しみから立ち尽くしていたところに、容赦なく、パイプいすを振り下ろす陣内。
「裕人っ!」と声をかける木藤良と青島、そして陣内の距離感を確認しつつ、どのカメラアングルで狙うと迫力ある画になるか? チーフカメラマンの矢崎さんが手持ちでアングルを探ります。
以上、駆け足な感じでの紹介でしたが、最後に一服の清涼剤的な感じで…
おちゃめな虹郎くんの一コマをプレゼント♪