「運命の人」ストーリー紹介

第4話より

  • 国家公務員法違反で逮捕された弓成

    (写真) “国家公務員に対して、職務上知る事が出来た秘密を漏らすようそそのかした”という、国家公務員法違反で弓成は逮捕される。

  • 弓成は、黙秘権を行使

    参考人ではなく、被疑者として取り調べられることになった弓成。
    新聞記者にはニュースソース(情報源)秘匿の義務がある、と黙秘権を行使する。

  • 九 イ 一四四

    (写真) 留置所に入れられた弓成。
    一四四番と呼ばれる。

  • 弓成逮捕の知らせを聞いた妻・由里子

    これは、政府が仕組んだ不当な逮捕であり、早期釈放に尽力するという毎朝新聞・司。家宅捜査に入った場合に備えるようにと告げる。

  • 沖縄に関する書類を処分する由里子

    (写真) 弓成逮捕の知らせを受けた由里子は、沖縄に関する資料文書を次々と抜き取り、切り刻んでいく。刻んだ書類の処分に困った由里子は、実妹・芙紗子に焼却を依頼。さらに、息子・洋一と純二もしばらく預かって欲しいと頼む。

  • 弓成家に捜索差押令状が出る

    東京簡易裁判所から、捜索差押令状が出る。
    無遠慮に捜索し、押収する刑事たちを相手に、気丈に振舞う由里子。

  • 弓成逮捕に納得のいかない毎朝新聞の社員たち

    「外務省職員から極秘文書を入手したからと言って、国家公務員法で引っ掛けるなど汚すぎる」「密約を追及した新聞への佐橋総理の報復(※1)だ」「見せしめ(※2)の為の政治逮捕だ」と対処法を話し合う一同。
    ※1:仕返し
    ※2:別の人間が同じようなことをおこさないように罰則を厳しくして見せること。

  • 知る権利キャンペーン

    アメリカのニューヨークタイムズ(※3)がアメリカ政府の極秘文書をすっぱ抜き、訴訟を起こされた際に、 “ 国家機密 ” より “ 国民の知る権利 ” が重要だと大キャンペーンを展開。国民に圧倒的に支持され、連邦最高裁(※4)も国の訴えを却下し、 “ 国民の知る権利 ” を支持した。
    ※3:アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨークに本社を置く新聞社。
    ※4:連邦最高裁判所(合衆国最高裁判所)。アメリカ合衆国の最上級の裁判所

  • 知る権利キャンペーンを各誌が展開

    (写真) 報道の自由を守る義務があると毎朝新聞社だけでなく、読日新聞社、旭日新聞社も協力。

  • 毎朝新聞が用意した弁護人を拒む三木琢也

    三木昭子の夫・琢也は、毎朝新聞が用意した弁護人を拒み、独自に弁護士を立てようとする。

  • 三木琢也の行動を気にかける読日新聞・山部

    これが政治逮捕なら検察側は虚偽証言(※5)をでっちあげ、弓成を有罪にさせるかもしれない。
    一刻も早く三木昭子を取り込んで共闘路線を取るべきだと毎朝新聞・司に告げる。
    ※5:真実ではない事柄を真実のように供述(答えさせる)こと。
    ※6:共同して勝つために闘う方針。

  • 毎朝新聞の申し入れを拒む三木琢也

    (写真) 毎朝新聞社からの弁護人、見舞金を断る三木琢也。

  • 東京地検に送られる弓成

    外の様子が分からないまま、48時間に及ぶ警視庁の取調べを受けたあと、東京地検(※7)に送られた弓成。
    ※7:東京地方検察庁

  • 検察での取調べを受ける弓成

    ポスト佐橋を巡る政界の実弾戦(※8)に注目している検察は、弓成が金と引き換えに特定の政治家に有利な情報を流したのではないかと疑う。しかし弓成は、政界雀(※9)の流言蜚語(※10)に惑わされるなと検事に告げる。
    ※8:他人を買収するために使うお金(現金)のこと。
    ※9:政界の事情に詳しい人、またはおしゃべりな人。
    ※10:根拠のない情報のこと。

  • 取調べの日々に心沈む弓成

    検察の取調べ後は、警視庁の留置場に戻るという日々に心沈む弓成。
    妻・由里子や子供たちを案じ、三木昭子の心情を思い、眠れぬ日々が続く。

  • 三木琢也が用意した弁護士・坂元が昭子に接見(※11)

    (写真) 国家公務員でありながら外交機密を漏洩した昭子が無罪を勝ち取るのは極めて難しい。唯一の方法は、弓成に強引にそそのかされてやむにやまれず機密を流したということを話すべきだと昭子に告げる坂元。
    毎朝新聞からは見舞金や生活支援の申し出は一切ないと嘘をつき、“正義の記者をきどっている弓成には家族が待っている”と昭子の心を揺さぶる。
    ※11:面会すること

  • 政府や警察の強気を気にかける山部

    警察の中には弓成は国家転覆罪(※12)に準じる罪だと言い放つものもいる。何か隠し玉を握っているのかもしれないと弓成を心配する山部。
    ※12:内乱罪(政府の反対勢力に負けるなどして、国の組織を破壊することを目的とする行動を取る罪)

  • 三木昭子の釈放を望む弓成

    取調べの日々に、疲れきった姿の弓成。三木昭子の釈放を検事に頼む。

  • 検事による取調べが続く三木昭子

    「弓成からはあなたを心配する発言は一切ない」と昭子に告げ、昭子の証言を引きだろうとする検事。

  • 釈放された弓成

    (写真) 裁判所は拘置取り消し要求を認め、弓成は釈放される。

  • 三木昭子は釈放されず

    坂元弁護士は、昭子の拘置取り消しに同調せず、昭子は拘置されたままであることを弓成は知る。

  • 記者会見を開く弓成

    (写真) 釈放された弓成は、その足で記者会見を開く。
    三木昭子の釈放を強く要求し、特定の派閥を利する為ではないと言う弓成。
    また、これは、“外務省機密漏洩事件”ではなく、“沖縄返還密約事件”であり、密約を交わした事実をうやむやにするために政府が密約事件を機密漏洩事件にすりかえようとしていると強く訴える。

  • 佐橋総理大臣の思惑

    弓成の記者会見を見た佐橋は、「国家機密の保護より、国民の知る権利が常に優先されるならば、外交は破綻する。あってはならぬことだ」と言う。

  • 弓成に会うことができた由里子

    弓成の釈放を心から喜ぶ由里子。
    しかし、弓成のそっけない態度に落胆し、空虚な不安に包まれ、人知れず涙を流す。

  • 昭子に接見する坂元弁護士

    (写真) 弓成が釈放されたこと、記者会見を開いたことを昭子に告げる坂元。
    弓成の記者会見が掲載された新聞記事を見せ、昭子一人に罪を押し付け、弓成は英雄気取りだと告げる。
    昭子の眼の奥に、暗い光が宿っていく。

  • 三木昭子が釈放される

    (写真) 弓成の釈放から遅れること6日目の4月15日午前7時。三木昭子は釈放される。そのまま病院の精密検査を受けることとなる。「弓成記者が約束を守ってくれなかったのは残念です」と記者に話す昭子。

  • 東京地方検察庁による起訴状の発表

    (写真) 4月15日午前9時。東京地方検察庁によって、「外務省漏洩事件」の起訴状が読み上げられる。
    起訴状には、「被告人弓成亮太は、被告人三木昭子とひそかに情を通じ…」とあり、“弓成は女と寝て情報を得ていたのか”と愕然とする毎朝新聞の一同。
    そして、『ひそかに情を通じ』という言葉は、“知る権利キャンペーン”で盛り上がった世論を一変させた。

思いもよらぬ起訴状に動揺する一同。
弓成と昭子の、“あの夜”の真相が遂に明らかに!
第5話を乞うご期待!!

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