食べてパワーをつけよう!焼肉ロケット日記
10月21日 2話のクライマックスの法廷
ドラマというのは、刹那的である。
今日は、昨日から日をまたいで撮影が続いているスタジオ。終了予定は、まさかの深夜の2時半・・・。
見所は、佃と三田の特許裁判の決着。そこに何と財前が現れる第2話のクライマックスのシーン。
そして、このシーンをもって前半戦の佃の敵?として、強烈な存在感を放っていた、三田役の橋本さとしさんと、
中川弁護士役の池畑慎之介さんが一先ず前半戦クランクアップ!!
お二人ともお疲れ様でした!!
じゃいも、良いシーンが撮れた喜びと、お二人がいなくなる寂しさが入り交じった表情・・・。
ドラマの現場は、一期一会的なものがあるので、こうゆう刹那的な出会いと別れの繰り返しです。
そんなこんなで、無事に撮影が終了!
あれ?今日は、21日(水)、この2話の放送は、25日(日)・・・。
あと、4日で放送・・・。
2話も担当している演出のじゃいも、このまま寝ずに編集所にいってこれから編集です。。
すべて、ギリギリです。
そんな、ギリギリの中、スタッフルームに戻ると、第3話の勉強中だった大御所監督(日記参照)が、
大御所「あおちゃん、わぁりぃけど、ロケできねぇかも」
僕「えっ?何でですか?????」
大御所「(指を鳴らす仕草をしながら)ゆびパッチン、できねぇん、だわぁ」
僕「は??」
どうやら、ロケハン中に車のドアに手を挟んだらしく、右手に痛みを感じている大御所。
なぜ、ロケをするのに指パッチンが必要なのだろう??
簡単にご説明すると・・・。
この指パッチンは、映像の編集タイミングを自分で指を鳴らして、確かめる行為(良く言えば)
調べた事はありませんが、多分、指パッチンは、テレビ業界で何十年ぐらい続いている。
ただ、人前で指を鳴らすという行為は、結構、気恥ずかしいので、選ばれたものにしかできない。
その選ばれしものの一人が大御所。
※実際より激やせしてみせる写真
腫れた手をアピールしてくる大御所
まぁしかし、指パッチンできなくてもロケは出来るわけで、鳴らしたかったら、左手でやれば良いんじゃないの?
と思う気持ちを押し殺しながら
僕「大変ですね、でも、みんなが待ってるので頑張ってください」
とバウする僕(赤坂用語で褒めること)
撮影がはじまって一ヶ月も過ぎ、だんだん、気持ちと裏腹なことも平気で言えるようになってきてしまった。
ドラマというのは、刹那的である。
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