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インタビュー Vol.6

福田沙紀さん ーー佐々岡由紀役

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台本を読み終えての感想を教えてください。
(写真) 逃走劇ということで、台本を読んでいてスピード感、スリルをすごく感じました。
けれど、その中にも大事にしているもの、伝えたいものがしっかり描かれていて、読んでいて胸が熱くなりました。
佐々岡由紀という人物について…
刑務所で服役しているアタルを、母として妻として待っている。まっすぐでしっかりとした強さを持っている女性です。
由紀を演じる上で意識される点はありますか?
(写真) 母親役を演じるのは今回で2回目なのですが、きちんと自分の子どもや家族のシーンを演じるのは初めてでした。まだ、母親の経験がないので、「母親ならどんな感情になるんだろう。」と、全てを理解しきれず悔しいと感じることもあります。
私自身、子どもが好きなので、カメラが回っていないところでも、娘・千春役の赤ちゃんを抱いていたのですが、「これが母性なのか。これが女性だけが持てる力なんだな。」と赤ちゃんのあたたかい体温を通して感じました。
徐々に由紀の心情に近づけるようにと思って演じています。また、アタルからの手紙を千春に読んでいるとき以外は、たくましい母であるように心がけています。
母親としてだけではなく、5年間変わらずに愛しているアタルとの“変わらない愛”を表現出来たらいいなと思っています。
撮影現場の様子を教えてください。
(写真) 由紀のお父さん・お母さんを演じられている武野功雄さん、石野真子さんも優しい方ですし、娘・千春を演じている篠川桃音ちゃんも可愛いらしいし…自然に家族という雰囲気が現場から作られています。
いろいろな方の力を借りながら由紀を演じさせてもらっているなと思います。この家族でいることがとても嬉しいです。
恋人役を演じる市原隼人さんの印象を教えてください。
ものすごく優しい方です。アタルと由紀は、北九州〜東京と離れているので、電話を介してのお芝居が多く、その場で相手の熱を感じながらお芝居をするということがないんです。
けれど市原さんは、スタジオが一緒のときに「ここのシーンはこういう気持ちで撮ったんです。」と、1つ1つ心情を丁寧に説明して導いてくださいます。
北九州〜東京と距離があり、大変ですがコミュニケーションをいつもとってくださるので、心の距離はものすごく近づき、撮影も楽しいです。
視聴者のみなさんへメッセージをお願いします。
本当にスリル満点な作品になっています。私自身もオンエアを見て、ハラハラドキドキするシーンがたくさんあるだろうな〜と今から楽しみにしています。
一瞬たりとも、一話たりとも見逃すことの出来ないドラマになっています。
ぜひ、みなさん最後まで楽しんで見てください!

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