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ウィーン美術史美術館所蔵[しょぞう]「風景画の誕生[たんじょう]」ペアチケットを抽選[ちゅうせん]で10組にプレゼント!

2015年10月1日(木)

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風景画なんて昔は存在[そんざい]しなかった!?

みんな、きれいな景色(風景)が描[えが]かれた絵を見たことあるよね? でも実は、風景を見せるために描いた「風景画」というジャンルは、人間の長い歴史の中ではわりと最近になって生まれたんだ。もちろん、絵の中に風景が描かれることは当たり前だったけど、それらの絵はいつも「人」が主役で、あくまで「風景」はその人達を見せるための脇役[わきやく]でしかなかったんだ。じゃあ一体、どのようにして脇役だった「風景」が主役に登り詰[つ]めたんだろう? その謎[なぞ]を有名な絵を見ながら解くことができる、そんな面白い展覧会[てんらんかい]東京・渋谷[しぶや]にあるBunkamuraザ・ミュージアムで12月7日(月)まで開催[かいさい]されているよ!



普段[ふだん]は見られない絵を特別に公開!

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ウィーン美術史美術館外観
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エントランス

今回の展覧会で展示[てんじ]されている絵は「ウィーン美術史美術館」というヨーロッパの国、ウィーンの歴史がある有名な美術館から借りてきたものなんだ。普段は倉庫の中で大切に保管されていて見ることのできない絵も、今回は特別に貸してくれたんだ!



注目の絵をちょっぴり紹介[しょうかい]しちゃうよ!!

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南ネーデルラントの画家《東方三博士の礼拝》1520年頃 油彩・板

これはまだ風景画というジャンルができる前の絵で、キリスト教に関係するとても大切な場面を描いているんだ。でも、ちょっと右上の水色の丸に注目してみて。二人の男性が真ん中にいる主役の人を無視[むし]して外を眺[なが]めているよ。もしかしたら彼[かれ]らは風景を楽しむことの大切さを教えてくれているのかもしれないね♪



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ヨアヒム・パティニール《聖カタリナの車輪の奇跡》1515年以前 油彩・板

この絵とさっきのものを比較[ひかく]してみよう。こっちの絵は人よりも風景が主役に見えるよね! この絵を描いた画家は「パティニール」って人なんだけど、この人が初めて「風景画家」と呼[よ]ばれた人なんだ。



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ヒエロニムス・ボスの模倣者《楽園図》1540-50年後頃 油彩・板

こんな風に幻想[げんそう]的な風景を描いた作品も展示[てんじ]されているよ。実はこの絵、横の長さが20cm、縦[たて]の長さが25cmくらいしかないとても小さなものなんだ。この絵みたいに、小さいけれど大きなポスターにしても見劣[おと]りしない、力強くて幻想的な作品が他にもたくさんあるんだ。ぜひ観に来て欲[ほ]しいな!

©KHM-museumsverband


*プレゼントの応募は終了いたしました。
たくさんのご応募、ありがとうございました!



ウィーン美術史美術館所蔵
風景画の誕生

会期[かいき] 2015/9/9(水)−12/7(月)
※10/5(月)のみ休館 10:00−19:00(入館は18:30まで)
毎週金・土曜日は21:00まで(入館は20:30まで)
会場 東京・渋谷
Bunkamuraザ・ミュージアム

番組サイトはコチラ!

ウィーン美術史美術館所蔵
風景画の誕生

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