世界の映画関係者も認[みと]めた、温もりを感じる人間ドラマ。
美味しいコーヒーでお客さんの心を温め、笑顔が溢[あふ]れる「岬カフェ」に思ってもみなかった辛[つら]い出来事が……。
世界的な映画祭のひとつ、カナダで行われた第38回モントリオール世界映画祭で、2つの賞を受賞した、 映画『ふしぎな岬の物語』が10月11日(土)から公開されるよ!
9月16日、たくさんのマスコミ関係者を前に、栄誉[めいよ]ある映画祭での受賞の快挙[かいきょ]を豪華[ごうか]出演者が報告してくれました。
映画祭に阿部さんと一緒[いっしょ]に行っていた吉永さんは
「もう緊張[きんちょう]で心臓[しんぞう]がバクバクで、賞をいただいた時は夢のような幸せな時間でした。」
と受賞したときの喜びを教えてくれました。
そして阿部さんも
「何百もある映画の中から選んでもらえてすごく嬉[うれ]しかったです。役者人生の力になります。」
と誇[ほこ]らしげなご様子。
この映画で初めてプロデューサー(企画[きかく]やスタッフの調整、お金の管理など映画の制作全体を調整する仕事)を務めた吉永さんは
「新米プロデューサーで何も出来なかったですが、見てくれる皆[みな]さんの心に届くものにしたいと願いながら現場にいました。」
とプロデューサーに挑戦[ちょうせん]した感想を語ってくれました。
プロデューサー吉永さんにすっかりひきつけられたという竹内さんは
「この人のために何か力になれることがあれば、手伝いたいと思わせるプロデューサーで、この映画に出演できてとても光栄です。」
とコメント。
続けて鶴瓶さんも
「(吉永さんのためなら)何でもします。」
と大絶賛でした。
さらに、受賞のニュースを受け、吉永さんの大ファンであるタモリさんからお祝いの電話があったという鶴瓶さんは
「ぼくが電話に出ているのが分かっているのに、留守番電話にメッセージを入れるように『おめでとうございます。』の一言だけで切れてしまいました(笑)。(吉永さんと共演したことに)よっぽど怒[おこ]っているんだと思います(笑)。」
とニンマリした笑顔で教えてくれました。
映画同様、ほんわか暖かいムードの報告会になりました。
映画だから匂[にお]いも温かさも感じるはずはないのに、どこからかコーヒーの香[こう]ばしい香[かお]りや、薪[まき]ストーブの温かさを感じることができるのでないかと思わせる映像に引き込まれてしまったブーブ★キッズ記者。人の優しさをたくさん感じることができる分、同時に人の弱い部分も見えてくるんだけど、“人は一人ではない。みんなに支えられながら生きているんだ。”と改めて感じたよ。そして、映画の中で悦子さんが教えてくれる“おまじない”。とっても勇気を与えてくれる素敵な言葉なのでチェックしてほしいシーンの一つです。さらにプッと笑えるシーンがあちこちに隠[かくさ]れているんだよ。お友達や家族など大切な人の一緒に観てほしいです。