「少年よ、大志を抱[いだ]け」ではなく「少年よ、大木を抱け」
大学受験に失敗し、彼女[かのじょ]にもフラれ、お先真っ暗な主人公、平野勇気[ひらの ゆうき]が偶然[ぐうぜん]目にしたのは“緑の研修生”募集[ぼしゅう]というパンフレット。表紙で微笑[ほほえ]む美女につられて向かった先は携帯[けいたい]の電波も、コンビニもない超[ちょう]がつくほどの田舎の村、“神去村”だった。そこで想像をはるかに超[こ]えるハードで危険[きけん]も多い林業(山の木を切ったり、山も守るために手入れをする仕事)の勉強を1年間行うことに。何度も逃[に]げ出してしまいたいと思う勇気だったが、次第に山の魅力[みりょく]・山の男たちの男らしさに惹[ひ]かれていく。チャランポランで頼[たよ]りなかった勇気は果たして男らしい山の男に成長することはできるのか?
青春大木エンタテイメント『WOOD JOB!(ウッジョブ)〜神去なあなあ日常〜』がいよいよ5月10日(土)より全国で公開されるよ。
3月25日(火)、大勢のファンがつめかけた会場に豪華[ごうか]出演者が大集合!
実際にチェンソーを使って木を切ったり、30メートルほどある木に登って撮影をしたという主演の染谷さんは
「楽しかったですよ。わりとチェンソーうまいんです。高い所も好きなのでいい映像が撮れたと思います。」
と迫力[はくりょく]たっぷりの映画になっていることをアピールしてくれました。
一方、林業の天才、ヨキを演じた伊藤さんは
「何十年も生きている木を切り倒[たお]すのはすごく緊張感[きんちょうかん]もあって、(木を切るということは)神聖[しんせい]なものなんだと思いました。」
と林業の魅力を語ってくれたよ。
たくましい山の男たちにも負けないくらいカッコイイ女性を演じた長澤さんは初挑戦[はつちょうせん]だったという大型バイクについて
「簡単[かんたん]に乗れるかなと思っていたんですけれども、すごく難[むずか]しかったです。」
と告白。すると矢口監督は
「何度か転んでいたよね。」
と練習を重ねて撮影にのぞんだエピソードを教えてくれました。
やんちゃな神去村の子どもを演じた升水くんは
「山太はぼくと同じでやんちゃで元気な男の子です。撮影現場はすごく山の中だったけど、とても楽しかったです。」
と大勢のお客さんを前にちょっぴり緊張気味だった升水くん。でも元気よくあいさつをしてくれました。
また撮影現場で驚[おどろ]いたことについて伊藤さんは
「ヨキのトレードマークの首からかけたタオルのタオルオーディションというのが毎日あるんです(笑)。ぼくも次第にタオルを見るとコレ使えるかなと思ったりして。撮影の最後の方にはタオルオーディションがないとイヤだという感じでした(笑)。」
と細かな部分にも妥協[だきょう]を許[ゆる]さない矢口監督ならではのこだわり&注目ポイントを教えてくれたよ。
そして山の男たちの最大の見せ場、大山祇祭[おおやまづみさい]という祭りでのふんどし姿[すがた]について染谷さんに感想を聞いてみると
「食いこんだりしてなかなか慣れなかったですね。」
とちょっぴり恥[は]ずかしそうにコメント。一方伊藤さんは、あえて長澤さんにふんどし姿を見せつけることで恥ずかしさを克服[こくふく]しようとしたそうですが、それに気づいた長澤さんは
「やめて下さいと言いましたよね。」
と思いだして赤面。それでも
「祭りのシーンはすごく神聖な感じでした。皆さんたくましくて、かっこよかったです。」
と見どころを紹介してくれました。
ホントこの映画の見どころはたくさんありすぎて、どれを紹介しようか迷ってしまうほど、今回は厳選[げんせん]した3つをご紹介。まずは自然豊かな映像。緑がすごく綺麗[きれい]なんです。見終わったら山にハイキングに出掛[でか]けたくなること間違[まちが]いなしだと思います。でも山ではヒルに注意だからね(笑)。そして祭りでの男たちの勇ましさ。1500人を超えるエキストラさんに協力してもらい撮影が行われたらしく迫力はけた違い。この祭りで切られた大木の大きさもけた違いなので注目して観てほしいポイントです。最後は勇気の成長。山での生活で少しずつ男らしく、頼もしくなっていく姿にはキュンときちゃいます。ヒロイン、直紀の勇気に対する気持ちの変化もお楽しみに♪ 最初から最後まで驚きと笑いと涙[なみだ]とたくさんの要素がギュッと詰[つ]めこまれている映画になっているよ。
升水柚希くんのスペシャルインタビュー&プレゼントコーナーはこちら
『WOOD JOB!(ウッジョブ)〜神去なあなあ日常〜』
5月10日(土)より全国で公開
© 2014「WOOD JOB! 〜神去なあなあ日常〜」制作委員会