ドラマ用語解説

これであなたもバンカー!ドラマ用語解説

ドラマ半沢直樹をより深く楽しんで頂くための用語解説コーナー! 劇中に出てくるちょっと難しい金融や証券などに関する用語を、 ブーブとブーナがストーリー形式でわかりやすく解説します。

ブーブ
前回は、半沢さんの努力が実を結び、スパイラルは買収から守られたかに見えたよね。

このままでは今までの追加融資が水の泡になってしまう東京中央銀行は、スパイラル買収の為に、電脳への追加融資を進めようとしていた。


追加融資の銀行の議決まで後わずか。。。

強力な資金力に窮地に追いやられた半沢さんだけど、
今回も、ギリギリのところで、大反撃に出たよ。
ブーナ
そう!それでこそ、半沢直樹!
そこを詳しく教えて!
ブーブ
半沢さんは、そもそも、電脳は、当初メインバンクの東京中央銀行にでなく、大した取引のないセントラル証券にアドバイザーを依頼してきたのはなぜか?
と、電脳の収益に疑問を抱いた。

電脳の財務担当だった玉置さんに接触を図ろうとするも、退職させられてしまうことで更に、確信を持った。

そして、試行錯誤の上、ついに、電脳の裏帳簿を手にし、粉飾の証拠を掴んだ。
ブーナ
電脳は、何で、粉飾をしていたの?
どんな風に粉飾をしていたの?
ブーブ
電脳は、近年の過当競争で収益が低下し、赤字を抱えていたんだ。

元々、財務担当だった玉置さんのお父様の会社、ゼネラル電設を2年前に電脳は傘下にした。

電脳は、この傘下にしたゼネラル電設(現在は電脳電設)に架空の売り上げを計上する形で赤字を隠し、粉飾をしていた。

その電脳が今回スパイラルの買収に固辞したのは、収益が出ているスパイラルを、粉飾を誤魔化す隠れ蓑として利用するのが真の目的だったんだ。
ブーナ
でも何で、銀行は、電脳の不正に気づかなかったんだろう。
ブーブ
伊佐山部長が電脳の粉飾を見抜けなかったのは大きな失態だよね。

ただ、三笠副頭取が、この不正を知っていながら隠していたんだよ。
それに、電脳から賄賂をもらっていて、、、銀行員としてやってはいけない一線を超えてしまった。。

これを半沢さんが暴いたことで、もちろん追加融資は見送りに。
ブーナ
スパイラルが電脳に買収されないで済んでよかったな~。
ブーブ
追加融資をしていたら、東京中央銀行は、500億もドブに捨てることになっていたからね。半沢さんは、スパイラルだけでなく、東京中央銀行をも救ったんだ!

これで、また銀行に戻ることになり、早速頭取から指名で、帝国航空の再建を任された半沢さん。
ブーナ
今度の舞台は、政治家や国家をも巻き込む重大な任務だね。

東京中央銀行での半沢さんに目を離せない。
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このコーナーはドラマ本編の証券監修を務める
auカブコム証券にご協力いただいております。

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