ドラマ用語解説

これであなたもバンカー!ドラマ用語解説

ドラマ半沢直樹をより深く楽しんで頂くための用語解説コーナー! 劇中に出てくるちょっと難しい金融や証券などに関する用語を、 ブーブとブーナがストーリー形式でわかりやすく解説します。

ブーナ
帝国航空の立て直しを進めていた半沢さん。
前回は、金融庁からの業務改善命令で東京中央銀行の立場が悪化している中、白井国土交通大臣(以下、白井大臣)は、更にスカイホープ航空の新規経路の認可を却下し、帝国航空の社員の受け入れを阻止してきたよね。

どうして、スカイホープの新規経路の認可は却下されちゃったの?
ブーブ
白井大臣の裏工作によって、スカイホープのメインバンクである開発投資銀行(以下、開投銀)からスカイホープへの融資を打ち切りにしたんだ。

開投銀は、政府機関の銀行だから、政府の意向に逆らうことができないんだよ。

融資がおりないと、資金面で不安になり運行の安全確保にも影響が出るとの理由で、白井大臣は認可を却下したんだ。


そして、銀行への債権放棄の正式な回答期限も迫り、タスクフォースは、帝国航空の取引銀行を一堂に集めて「合同報告会」を行うことになった。
ブーナ
東京中央銀行の半沢さんは、もちろん債権放棄を拒絶するんだよね??
ブーブ
うん、半沢さんは、債権放棄の拒否は、与信所管部として正しい結論でもあり、中野渡頭取の意向に沿っていると結論を出した。

だが、紀本常務は、帝国航空のメインバンクの開投銀や他の銀行は債権放棄の姿勢を示しているんだから、東京中央銀行も債権放棄を受け入れるべきと、引かない。。。自分の進退をかけるとまで。

これに対し、中野渡頭取も、債権放棄を受け入れる決断をしたんだ。
ブーナ
そんな〜。。。
ブーブ
ただ、半沢さんは、そこで条件を出した。
メインバンクの開投銀が債権放棄に反対した場合は、東京中央銀行もそれに準ずると。
ブーナ
開投銀に何とか債権放棄を拒否してもらうしか道がないのね。

紀本常務は、中野渡頭取の意に反してでも、債権放棄をしようとするのはなぜ?
ブーブ
前回の曾根崎の改ざんに協力していたのは、実は紀本常務だったんだ。
それに、紀本常務は、実は箕部幹事長と繋がっていたんだ。
ブーナ
紀本常務が、政府と繋がっていただなんて。

そして、「合同報告会」は、どうなったの??
ブーブ
東京中央銀行は、債権放棄を拒絶する!と発表した。
ブーナ
えっ!?
だとすると、開投銀も???
ブーブ
そう!開投銀も債権放棄の要請を見送ると発表した!!

開投銀は政府系の銀行だったけど、「合同報告会」の直前に、閣議決定で民営化法案がまとまったことで、開投銀の谷川さんが、債権放棄を拒否するように、銀行内を取りまとめてくれたんだ。

メインバンクの開投銀、準主力銀行の東京中央銀行に従い、その他の銀行も拒否することに!
ブーナ
一発逆転!爽快で気持ちいいし、谷川さん、かっこいいな〜!!
白井大臣、タスクフォースは、散々な結果になってしまったね。
また仕返ししてこないか心配だな〜。
ブーブ
そうだね。
紀本常務もまだ諦めてないみたいだし、次回からは、箕部幹事長も動き出すみたい。

それに、小料理屋の智美さんが元銀行員で中野渡頭取の部下だったという、半沢さんの奥さん、花ちゃんからの情報も。
ブーナ
智美さんまで関わってくるなんて。
先が読めない展開に、次回もドキドキ!!
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