ドラマ用語解説

これであなたもバンカー!ドラマ用語解説

ドラマ半沢直樹をより深く楽しんで頂くための用語解説コーナー! 劇中に出てくるちょっと難しい金融や証券などに関する用語を、 ブーブとブーナがストーリー形式でわかりやすく解説します。

ブーナ
この間の続き、逆買収について教えて!ブーブ。
ブーブ
逆買収とは敵対的買収の防衛策のひとつで、半沢直樹さんは、買収を仕掛けられたスパイラルが、逆にフォックスを買収することを提案したよね、これが逆買収ということ。
ブーナ
え~!!そんなことが可能なの?
ブーブ
可能だけど、簡単ではないよ。
資金力では東京中央銀行にはかなわないし、だから半沢さんは“知恵”で勝負することにした。
その結果、フォックスの株価が急落し、資金のないスパイラルがフォックスを買収できるようになった。
ブーナ
すごい!これで逆買収は成功?
ブーブ
でも、まだ成功とは言えないね。
フォックスの郷田社長は、電脳の傘下に入ることを決めていたから、スパイラルの瀬名社長の買収には応じなかったでしょ。それに、フォックス株が暴落して買収しやすくなったとしても、同時にスパイラル株も値下がりする可能性は高い。そうなると、スパイラルは電脳に簡単に買収されてしまう…。
ブーナ
郷田社長の理解を得られないままスパイラルがフォックスを買収したとして、電脳に買収されてしまったら…!?
ブーブ
東京中央銀行と電脳の思うツボだよね。
でも半沢さんは、フォックスとスパイラルが手を組めば、この世界に想像以上の便利さと利益をもたらすことができると信じていたから、郷田社長と瀬名社長が手を取り合うのを待っていたんだ。
ブーナ
なるほど~。
半沢さんの思惑通り、電脳はフォックスを裏切ったね。
ブーブ
そうだね。郷田社長は電脳に裏切られて救済買収をしてもらえなくなり、瀬名社長に助けを求めた。
そして、スパイラルとフォックスの友好的買収が決まったんだ。

お互いの未来を見据えた半沢さんの計画に、瀬名社長と郷田社長も共感したんだね。
ブーナ
でも、スパイラルとフォックスの合同会見後、スパイラル株価が上がったのはなぜ?
ブーブ
新規事業を立ち上げること、そしてアメリカの大手IT企業が出資を発表したからね。スパイラルへの期待が高まり、株を買う人が増えて株価が上がったんだ。
ブーナ
なるほどー!
危なく電脳に株を買い占められるところだったけど、何とか乗り切れて、ほっとした~。

でも、このまま引き下がらない電脳は、東京中央銀行に追加融資を願い出たよね。
ブーブ
そうだね。 ここで手を引いては、これまでの融資が水の泡になってしまう東京中央銀行の三笠副頭取も伊佐山部長も、追加融資を実行しようと、また企み始めたね。
ブーナ
追加融資が決定したら、スパイラルは買収されてしまうのかなー?
早く続きが見たいよ~。
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