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バンキシャ日記

自らの切符を掴むために

6月8日(金)

眞鍋監督は「評価はまだわからない」と話した。
ワールドグランプリの初戦。
欧州予選を見事突破し、オリンピック初出場を決めたトルコとの一戦は0-3のストレートで敗戦を喫した。

エースの木村とリベロの佐野をメンバーから外し、セッター竹下も出場しない布陣で臨んだ日本。
ロンドンのメンバーに選ばれる為にもアピールしなければならない選手たちが出場したが、結果は得られなかった。

この試合で大けがから復帰を果たした二人の選手、世界バレー銅メダルメンバー、大友愛と井上香織も試合後それぞれに胸のうちを話した。

(写真)井上香織(2度に渡る右肩の脱臼から1年3か月ぶりの復帰)
「コートに立てる嬉しさもあるけど、 オリンピックのメンバーに残るためにはパフォーマンスをあげなければいけない」

(写真)大友愛(右膝前十字靭帯損傷から9か月ぶりの復帰)
「自分の力を出し切れていない、9か月ぶりの復帰という事よりチームが勝てなかった事が悔しい、勝ちたい気持ちが強かった」

復帰の喜びよりも、悔しさが先に立つ二人の言葉。
眞鍋監督も「この二人も結果を残さないとわからない」と厳しい表情で語った。

オリンピック本番の期日は刻々と迫っている。
チームとしての五輪切符は得られても、選手個人の切符は自ら掴み取らなければならない。

(写真) バンキシャ担当 宮前信人
石川県金沢市出身 174cm/72kg/最高到達点275cm
女子バレーを担当して早9年。
最高の年となることを信じて、取材に励みます!!

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