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○子どもと創る!
─ 高知市立 旭東小発→全国の先生方へ ─
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足達親弘先生 |
インタビューのポイント 子ども達といっしょに私は、量販店や駅前にインタビューに行きました。量販店はいつも人が多く、そのうえ子どもからお年寄りまでの色々な年代の人がいて、インタビューするにはたいへん都合のよい場所です。駅前は、朝は働いている人、昼はお年寄り、夕方は学生というように時間帯によっている人が変わります。このような人にインタビューするにはよい場所ですが、急いでいる人が多いため答えてもらえにくいことや同じ人にインタビューすることもありました。
次に、その時の様子を見ていて気がついたことや考えたことを箇条書きに書いてみます。
- 質問内容を多くしないこと。
* 課題と関係のあるものにしぼること、この内容で何が見えてくるのか、まとめる時にこの内容でよいかなどを考えて、2〜3個がよいと思う。
- 最初の質問は、わかりやすい(答えやすい)内容にすること。
* 選択肢で選べるものにする。
- 何のために、このようなインタビューをしているのかを自分の言葉ではっきり言えるようにしておくこと。
* 見てすぐに分かってもらえる写真などがあればよい。
- 例などを挙げて、質問内容がわかりやすく自分の言葉で説明できるようにしておくこと。
- 「すみません。いま少しインタビューしたいのですが時間はありませんか。」と最初に尋ねることやことわられても「ありがとうございました。」と言えるようにしておくこと。
- 長い時間インタビューするより回数を多くした方がよい。 (正味30分ぐらい。行き帰りの時間を除く。)
* 目標人数を決める。
* 経験回数が多くなるほど、色々なことを感じ、子どもは成長する。
- インタビューに行くところには、事前に電話連絡をとり、時間を必ず守る。時間が守れない時には、お断りの連絡をできるだけ早く入れること。
* 社会の常識。子ども達にしっかり伝えておかないと、グループの数が多くなるとぬかりやすい。
- インタビューに行く計画とその実行までには、最低でも2日〜3日はあけること。 * 質問内容の修正、電話などでの連絡、失敗や困ったことなどをどのようにするかを考える時間が必要になる。
以上、思いつくままに書いてみました。
高知市立旭東小 足達親弘
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