あらすじ

第9話 6月10日よる8時 START

(写真) ある日、同じような手口の窃盗事件が連続して3件発生した。被害にあった部屋は、まるで素人の窃盗犯による犯行を思わせる荒れようだったが、破られた金庫の痕跡を見ると鍵穴にはキズ一つなく、金庫破りのプロによる仕事だ。現場検証から、玄人と素人が混じった窃盗団の仕業が考えられるが、萩尾(高橋克実)は、その錠前破りの手口から、鍵福(泉谷しげる)の仕事と睨む。ほどなく、萩尾と秋穂(榮倉奈々)が鍵福を訪ねるが、自分の仕事ではないと笑い飛ばすと、自分は病気であと1年の命だと2人に告げた。

(写真)その後日、また事件が発生。今度は、盗みに入った先で警備員を殴打して逃走したが、被害現場の防犯カメラには、窃盗団の中に鍵福の姿が映っていた。捜査1課の菅井(設楽統)苅田(松田悟志)が萩尾を呼び出すと、今回の事件は強盗に当たるので1課の事案だと主張するが、引退して自由気ままに暮らしていた鍵福が、一番嫌いな強盗をしてまで仕事を再開したのにはなにか訳があるはずだと萩尾。3課に捜査を続けさせてくれと菅井に頼み込むと、菅井は「一週間だけ待つ」と萩尾に約束する。
捜査を再開した萩尾と秋穂。鍵福の行方とその周辺の情報を集めていた、そんなとき、鍵福が秋穂に連絡してきた…。

ゲスト

下田和也
……
金井勇太

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