高橋克実さん(萩尾秀一役)

(画像)

このドラマ企画のお話を聞いたときの感想は?

自分が子どもの頃、刑事ドラマが大好きでしたので、とても嬉しかったですね。それと、民放の連続ドラマでは初主演となるので、気持ち的には、まぁ、キツイですが(笑)、榮倉奈々さんと一緒なので、そこは嬉しかったです。
毎日ドキドキしています。とにかく、共演者の方たちやスタッフさんに迷惑をかけないよう、健康面にも気を遣って、ワンクールしっかり務めないといけないなと、感じています。

今回演じられる萩尾秀一という人物はどんな男性でしょうか?

台本は、原作に沿って忠実に書かれているなと思いました。萩尾は一言で言うと、「掴みどころのない人」という感じでしょうか。別な言い方をすると、自分が確証を持てないことに関しては、はぐらかすんです。セリフの中にも出てくるんですけど、相手のことを考えて、「刑事というものは、確証のないうちから疑ったり、決め付けるのはよくない」と、常に慎重に事件と向き合っている人です。もちろん、萩尾だけではなくて、この仕事に就かれている人は、同じように常日ごろ思ってらっしゃるんでしょうけど…。 萩尾に共感する部分というと、同じ仕事を長く続けているということでしょうか。あとは、あまり前に出て行かないということかな。まぁ、今回は立場的に前に出て行かないわけにはいきませんが(笑)。

(画像)

萩尾を演じていて感じることは?

撮影に入る前に、元捜査3課という刑事さんにお会いする機会があったんですけど、ぜんぜん刑事さんに見えないんですよ。何かの拍子にパッと変わるんだと思いますけど、普段はぜんぜん怖くないというか。その方がおっしゃるには、刑事は普通の人と同じくして街の中に溶け込まないと、浮いていたんじゃダメだとおっしゃるんですね。それを聞いて、今回演じる萩尾も、普段は刑事に見えないよう演じていけたらいいなと思います。

楽しみにしているシーンなどはありますか?

なんといいますか、泥棒を扱う物語ということで、僕も資料を見せていただいたんですが、こんな泥棒がいるんですか!? と思うような泥棒、事件が起こっているんですよね。こんなことがあったんだ、ってびっくりするようなことがあるので、今後、このドラマの台本にどのような事件が描かれていくかすごく楽しみですし、ドラマで伝えられれば面白いと思います。ホント、世の中には「え〜っ!?」ってことがあるんですよね。

(画像)

最後に視聴者の方へメッセージをお願いします!

主演なので当たり前なんですが、香盤表(どのシーンにどの出演者が登場するか表にしたもの)を見るといっぱい出ているんですよ。それを見るとビックリするんですけど、全力を尽くしてやるしかないと思っています。7月までは、あまり飲みに行けないかなぁ(笑)。とにかく、確証というドラマ、萩尾という役に100%向き合っていきたいと思います。 若い刑事を演じます榮倉奈々ちゃんと二人でがんばりますので、精一杯応援していただきまして、毎回欠かさず観ていただきたいと思います。よろしくお願いします!

スペシャルコンテンツ一覧