現場レポート

vol.23

2013年6月28日

みなさんコンニチハ!
さて、今週の月曜日に最終回を迎えました「確証〜警視庁捜査3課」ですが、あらためまして、放送をお楽しみいただき、ありがとうございました!
<(_ _)>

して、前回の現場レポでは、出演者のクランクアップコメントを紹介させていただきましたが、最終回を撮影していた現場のお話ができてませんでしたので、あらためて紹介させていただこうかと、ポチポチとパソコンのキーボードを打っております番組サイト担当nobu-cであります。

ということで、まずはコチラ…

(写真)

監禁されているゆりこさんを、ハギさんが助けに来るという、最終回のクライマックスの一つ的なシーンの撮影が、これから始まるというところですね。この日のチーム確証は、いつものように午前中からロケがスタートしまして、こちらのシーンの撮影は午後イチから、埼玉県は草加駅そばの、とあるビルでロケが行われました。
ちなみに、宇梶剛士さんはこの日の前日、そしてファントムシャドウを演じた高橋ひとみさんは、このロケ現場から撮影に入ったんですよ。またまたちなみに、この日の撮影の終わる予定はというと、なんと26時…
Σ( ̄ロ ̄lll)
とにもかくにも、まずは動きとセリフを確認するドライからスタートです。「腹が立つなら私を撃ってもいい、というセリフを言いながら、両腕を広げましょうか」と、動きを付けていく吉田監督の言葉に、高橋さんと一緒になって腕を広げておどける宇梶さんです(笑)。

(写真)

お次の撮影はというと、

(写真)

ファントムシャドウが屋上へと逃げたところで、モニターを通してハギさんと話をしている…というシーンの撮影です。設定が日中なので、暗くならないうちに、この撮影を済まそうという作戦ですね。
で、監禁現場のモニターに、ファントムシャドウの姿が映ったところ…

(写真)

屋上での撮影が済むと、またビルの一室に戻っての撮影です。“出稼ぎのリョウ”こと川端良助を演じる宇梶さんが、吉田監督と諸々の確認をしているところをパチリと。

(写真)

セリフとカット数も多く大変な撮影でしたが、撮影の合間には笑顔で談笑する克実さんと宇梶さんの姿が。

(写真)

ハギさんが突入してきたとき「やめろ川端!」「萩尾っ!」と大声でのやり取りに、
「これ、ものすごく近所迷惑だよねぇ(笑)」
と、大笑いのお二人です。ホント、お二人とも声がデカイっ!
と、撮影が進みまして、出稼ぎのリョウが、自分の手をけん銃で撃ち抜くというシーン…ゆりこさんの誘拐を企てた悪いやつでしたが、最愛の妻を亡くしたというその背景には、出稼ぎのリョウに感情移入してしまった方も多かったのでは?

(写真)

そんな、心動かされたシーンでしたが、その撮影の合間では、
「撃つとき、口でパンって言わなくてもいい?」
と、ADチームに確認する宇梶さん、なくてもいいという返事を聞くと、
「それじゃ、バキューン!がいいかな(笑)」
と冗談で笑いを誘う宇梶さんでした。撮影が深い時間になってきても、笑顔の絶えないチーム確証です。して、そんなスタンバイの合間に…、

(写真)

同じポーズでリラックスされてらっしゃる、宇梶さんと中嶋さんをパチリ。でも、手足を縛られているという設定のゆりこさんを演じた中嶋さん、長い間、同じ姿勢をしていなくてはならなかったので、かなり辛かったとのこと。この後日、マッサージへ行ったそうです。
さてさて、撮影はいよいよクライマックスへ! 自分の手を撃ち抜いてハギさんに謝罪する出稼ぎのリョウ…ということで、宇梶さんの左手に血糊を仕込みます。

(写真)

して、血まみれの手を応急処置するハギさんは、自分のハンカチを二つに裂いて、傷口と腕の静脈を止血する…というシーンがありましたが、

(写真)

ハンカチが丈夫すぎて、二つに裂けない!?
「いやこれ、ホント丈夫だわ!」
と、びっくり苦笑いの克実さん。裂けやすいよう切れ込みを入れていたのですが、用意していたハンカチが思いのほか丈夫で、2度のNGとなってしまいました。
そしてこの後、ゆりこさんを無事救出! というシーンを撮影して、この日のメニューをすべてこなしたのが、25時。予定よりも1時間早く終了しまして、草加のロケ現場を後にしたチーム確証でした…。

で、その2日後…、

(写真)

この日は、ファントムシャドウと対峙する捜査1課&3課…というシーンの撮影です。7時30分に池袋の某ロケ地集合でしたが、朝からのあいにくの雨…。ようやく雨が上がってきたのは、お昼過ぎのこと。まだ霧雨が残っていましたが、カッパを着てのドライ開始です。

(写真)

まずは吉田監督から、どんなシーンでどんな画を撮りたいかという説明がある中、ふと松田さんに目をやると…

(写真)

監督の話を聞き漏らさないよう、フードから耳を出してましたとさ。なんかかわいい!?(笑)。
ドライも終わりまして、撮影準備をしているところで、ようやっと雨が上がりました!

(写真)

「こんな風に、カメラの前を通ればいい?」

(写真)

と、手振りを交えて確認する角野さんです。あ、ファントムシャドウが飛び降りた後、びっくりして階下を覗き込むというカットがありましたが、覗き込む動作の手前、駆け出す動きを撮影するところですね。なにか踊っているわけではありませんよ(笑)。
して、お次はというと、ファントムシャドウが飛び降りるカットを撮影するところですね。エレベーター機械室の上から、一段下に台をセットして、そこへ飛び降りるというもの。

(写真)

秋穂たちが階下を覗き込むカットも、ここを利用して撮影しました。

(写真)

モニター画面を見ていただくとわかると思いますが、

(写真)

左のモニターは機械室の上から撮っているもの。足元の向こうには、先ほどの写真にあった台がセットされています。右のモニターに映っているのは、屋上の実際の縁ですね。この2つの映像を合成することで、屋上から飛び降りるというシーンが出来上がるというわけですね。
もちろん、ファントムシャドウが這い上がってくるシーンもこの方法で撮影されました。

(写真)

このファントムシャドウが這い上がってくるところから、秋穂が手錠をかけるまでの一連のシーンは、前出の屋上ロケとは別の日に撮影が行われました。それというのも、朝から撮影する予定の分量が、午前中いっぱい撮影ができず、その分、別日にずれ込んでしまったというわけです。そしてこの日、前回の現場レポでも触れていますが、秋穂を好演してくれた奈々ちゃんの撮影分が全て終わり、撮影のオールクランクアップを迎えました。
そうそう、梅雨時はどのドラマも天候に悩まされがちですが、ちなみに、チーム確証はというと、雨のため完全にロケが中止になったのはわずか1日だけだったんですよ。
では、最後にこちらの写真を…

(写真)

事件現場へいざ臨場! というシーンでの一コマ。そう、最終回の最後のシーンですが、この撮影はオールクランクアップとなる1日前に、東京荒川区は南千住でのロケでした。たしか番組サイトのファンメッセージに、「南千住でロケをしていませんでしたか?」と書き込んでいただいた方がいらっしゃいましたが、その通り正解ですー♪
以上、最終回の撮影現場の様子を紹介させていただきまして、こちらの現場レポは仕舞いとさせていただきます。さて、こちらの番組サイトですが、「もっとこうしてくれればよかったのに…」という部分も多々あったかと思われますが、「確証〜警視庁捜査3課」という作品を、みなさんがより楽しむためのサイトとして、多少なりともお役に立てたのであれば幸いです。
シリーズ化を望まれる声も多くいただいておりますところ、番組サイトを担当させていただきましたnobu-c個人的にも、ぜひ!シリーズ化していただければと、番組のイチファンとして願っております。そこで!みなさんの想いをぜひファンメッセージへお寄せいただきますよう、よろしくお願いします!
(`◇´)ゞ

あ、書き込みは最終回の日から約1ヶ月は可能ですので、引き続き番組の感想や出演者への応援メッセージなどもお待ちしています。引き続きよろしくヲン願い奉り御座候ぅぅぅ〜
m(_ _)m