榮倉奈々さん(武田秋穂役)

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このドラマ企画のお話を聞いたときの感想は?

最初は、高橋克実さんと共演させていただけると聞いて、すごく嬉しかったです。7〜8年前に映画で共演させていただいたんですけど、そのときは撮影現場ではあまりご一緒できなかったので、今回は相棒として長くご一緒できるので、楽しみにしていました。

台本を読んだ感想は?

正直、難しいと思いました。作品としてはおもしろいですし、これが映像になってもすごくおもしろくなると思うんですけど、自分が演じることを考えたとき、難しいなって思いましたし、ちょっと緊張しました。
それと、原作を読んでのことになるんですけど、私、推理モノとか難しいストーリーが苦手なんですけど、この原作はぐいぐい読み進められたほど引き込まれました。いわゆる花の捜査1課が舞台のお話じゃなくて、もっと人間と人間が向き合うヒューマンドラマっぽいところというか、刑事さんも人間なんだなって思えるような描写が、あちこちにちりばめられているのがおもしろかったです。

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今回演じられる武田秋穂という人物はどんな女性でしょうか?

平凡といったらあれですけど、わりと普通の女の子だと思います。でも、たまに不思議なセリフあって、それって台本を作っている方たちの、女性に対する理想というか希望というか、なにか女性に言ってほしいことが入っているような気がします…(笑)。
秋穂の性格は、私に似ているといえば似ているところもあるし、違うと思うところもあるし。何かにずば抜けた才能があるわけじゃないですけど、情に厚いところがあって、わりと熱しやすかったりすると思います。一言で言うと熱血系という感じでしょうか。

秋穂を演じていて感じることは?

秋穂は感情豊かで、そして自分をストレートに表現できる人なので、演じていて楽しいですね。例えば、上司の課長や警部補などと向き合っても、言いたいことはちゃんと言えるような女の子なので、楽しいです。

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楽しみにしているシーンなどはありますか?

どんな真面目なシーンでも、克実さんと一緒だとつい笑ってしまうんですが(笑)、克実さんが演じる萩尾警部補と私が演じる秋穂の年齢がかなり離れていて、ハギさんがその年齢差とか男女の差みたいなところを埋めようとするシーンがたくさん出てくるんですね。そこで、ハギさんが「ちょっとやり過ぎちゃった…!?」みたいな感じになってしまうのがおもしろいんです。

撮影現場の雰囲気はいかがですか?

始まってまだ間もないということもあって、そんなに過酷なスケジュールではないので、睡眠不足にもなっていませんし(笑)、楽しくやらさせていただいています。克実さんに寄りかかって、頼りきって楽しませていただいています。

最後に視聴者の方へメッセージをお願いします!

今までの刑事ドラマと違って、刑事さんの新しい一面が見られるドラマだと思います。人間的な部分がたくさん詰まった捜査3課を見せていけたら良いなと思っていますので、ぜひ観てください。

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