埼玉県名発祥の地
都道府県別の人口が全国第5位、人口密度は全国第4位にランキングされる埼玉県ですが、その県名の由来となったのが、「埼玉郡埼玉(さきたま)村(現・行田市内の大字埼玉)」という地名だそうです。
その“さきたま”に通じるものとして、奈良時代に編さんされた最古の和歌集「万葉集」に「さきたまの津」「前玉」「佐吉多万」という記述があるほか、万葉集と同時代に記された「風土記」にも「武蔵国埼玉郡(さきたまごおり)」という地名が明記されています。また、行田市内には、平安時代から続く由緒ある神社「前玉神社」も存在。
時代が進み地名の変遷もある中、明治4年(1871年)の廃藩置県により浦和県、岩槻県、忍県が誕生し、同年11月にその3県が合併することで埼玉県が成立しました。
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国内有数の古墳群「さきたま古墳公園」には
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「埼玉県名発祥の碑」が設置されている。