火曜ドラマ『カルテット』

現場レポート

332017.3.16
幹生と大菅

取調室での、幹生と大菅。
リハーサル前、宮藤さんと大倉さんは、「(宮藤さん)朝イチから大変なシーンですよね。僕、セリフが多いから早く覚えて早く寝なきゃと思ってたんだけど……」、「(大倉さん)朝、大変なんですよね〜」「(宮藤さん)眠いよね(笑)」「(大倉さん)眠くなっちゃいますよね〜」などと自然体で和やかな雰囲気♪(朝7時にリハーサルが始まりました)

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リハーサル中

そして早速、坪井監督から「 “真紀”の名前が出てきたところで、声のトーンや大きさを変えて」「後半は言いながら、自分の中で整理していく感じで」などと宮藤さんに演出があり、「最初は情けない感じがいいのか、徐々に情けない感じになるのか…」と取調室の椅子に座ったまま考えていた宮藤さん。
一方、大倉さんは「全体的に淡々としていていいですかねえ」と、大菅のキャラクターを相談し、「2人に温度差があってもいいと思います」と坪井監督&土井プロデューサー兼監督。
監督の言葉を受け、宮藤さんも大倉さんも表情がキリっと変化!

“立つ” “座る” などの動きのないシーンだったため、「男2人の会話だけで成り立ってますので」と坪井監督は全体のリハーサルを3回ほど繰り返し、撮影が開始しました。

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台本で約4ページ半のシーンを一気に撮影

真紀の過去を知りショックを受けつつも強気の態度だった幹生が、真紀が“普通の人”になりたかった、と気づき、嗚咽を漏らす…

撮影の合間、
宮藤さん「あまりにもドラマチックで、僕で、大丈夫でしょうか?」
坪井監督「今の感じ、すごく良かったと思います」
宮藤さん「よかったぁ。なんかすみません…」
と、モニターを恥ずかしそうに見ていた宮藤さん。

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僕の知ってる真紀ちゃんは、そっちを選ぶ人ですよ
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あなたも騙されたひとりなんですよ。

そして、撮影終盤、
宮藤さん「難しいよね」
大倉さん「難しいですよね。」
宮藤さん「こういう感じの男2人のシーンって、「カルテット」ではないし」
大倉さん「ないですよねー」
宮藤さん「(カルテットで)男性と絡むのは久々で」
大倉さん「チャンネル変えられないですかね?」
宮藤さん「心配だよね(笑)」
大倉さん「心配ですよね〜」
と、『カルテット』らしくないのでは?とかなり心配していたお二人。
スタッフから「絶対に大丈夫です!」と太鼓判を押されていたのですが、なんだか不安そうにしていました。

涙する幹生。淡々と冷たい笑顔の大菅。
第9話では、宮藤さんと大倉さんのシリアスなお芝居に心奪われた方も多いはず。
みなさん、いかがでしたか?
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